映画「見えない目撃者」日本版のキャストと公開期間。ネタバレと観た感想

映画「見えない目撃者」って「見えない」のに「目撃」とは?
公開前から気になりつつ、あらすじや原作は未確認のまま映画館で観てきました!

「見えない目撃者」映画データ

【監督】森淳一

【原作】「ブラインド」(2011年の韓国映画)

【脚本】藤井清美、森淳一

【出演】吉岡里帆、高杉真宙、田口トモロヲ、大倉孝二、浅香航大

【主題歌】「ユラレル」(みゆな)

【音楽】大間々昂

あらすじ

警察学校を卒業したばかりの浜中なつめ(吉岡里帆)は不注意から交通事故を起こし、車に同乗していた弟・大樹(松大航也)が死亡、自身は視力を失って警察を辞職した。

事故から3年。
罪悪感からなかなか立ち直れないなつめは、盲導犬のパルとともに病院へ行った帰り道、不審な車両に出会う。

運転席には誰も乗っておらず、大音量でラジオがかかっていた。
その車内から窓を叩く音を聞き取って呼びかけたなつめに「レイサ」と名乗る若い女性は「助けて、連れて行かれる」と訴える。
なつめは車に戻ってきた運転手に問いただすが、一言も返事をされないまま無言で走り去られてしまう。

不審に思ったなつめは自分が「目撃」した内容を警察に伝えるのだが、該当する行方不明者はいなかった。

警察は不審車両と接触したもう一人の目撃者・国崎春馬(高杉真宙)を探し出す。
しかし春馬は「車両は覚えていない」「運転手は帽子とサングラスとマスクで顔は分からない」「車内ははっきり見えたが車内に誰もいなかった」と証言。

盲目のなつめの聞き間違い、勘違いと言われ、捜査は一旦打ち切りとなったが…。

キャスト

浜中なつめ(吉岡里帆)

正義感の強い警察官だったが、事故で弟と視力を失って以来、自分を責めている。
全盲ながらパソコンやスマホを使いこなし、音声起こしの仕事をしている。
警察官として学んだ知識と訓練を活かし、盲導犬のパルと春馬の協力を得て、連れ去られた「レイサ」を追う。

国崎春馬(高杉真宙)

親から見捨てられている高校生。スケボーが得意。
人と関わることを嫌い、不審車両についても知らないふりをするが、なつめの行動を見るうち協力者になる。

木村友一(田口トモロヲ)

定年を一年後に控えた強行犯係の刑事。
他の刑事たちがまともに取り合わない中、なつめの話を信じ、真摯に捜査に取り組んでくれる善人。

吉野直樹(大倉孝二)

木村と共に捜査に当たる強行犯係の刑事。
最初はなつめの話にもまともに取り合わず、捜査を打ち切ろうとするが、根は正義感の強い刑事。

浜中満代(松田美由紀)

視力を失ったなつめを支える母。
大樹の死についてもなつめを責めることをしない、辛抱強くおおらかな女性。

浜中大樹(松大航也)

なつめの弟。高校生。
深夜に仲間とつるむなどして母を困らせていた。

日下部翔(浅香航大)

木村、吉野と同じ署に勤務する警官。
生活安全課・少年係に所属している。

上映期間

映画「見えない目撃者」は2019年9月20日(金)より全国の劇場にて公開されています。

いつまで?

映画の劇場公開期間はお客様の反応や劇場での上映スケジュールによって変わります。

私の近隣の劇場では10月中旬まで上映の予定となっていました。

近隣の上映館は映画.comで調べることができますよ!

見どころ

盲目の女性を演じる吉岡里帆さんの動作、視覚以外の感覚から自分の周囲を認識する描写方法に工夫があります。
私は、目が見えないとこんなふうに世界を掴むのかな、と想像しながら観ていました。

あと、最初は勘違いか?といい加減に扱っていた刑事たち、関係者や物証が出るにつれて、当然ですが本気度が増します。
状況が変わっていく中で、刑事役の皆さんの表情に緊張感が生まれ始めるところにも注目です。

個人的にですが、最初は関わりたくなさそうにしていた高杉真宙さんがどんどん頼もしくなっていったところも引き込まれたポイントでした。

感想

盲目の女性を演じる吉岡里帆さんの演技がすごいと思いました!
特に会話をする時など、視線が焦点を結ばずさまよったり、微妙に黒目がずれている感じがリアルだと感じました。

被害者の遺体の描写、殺人鬼の暴力的な様子など、事件そのものの残虐さや凄惨さも印象に残りますが、犯人の動機や行動もゾッとするものがあります。

物語が進んでいくにつれて、吉岡里帆さん演じる浜中なつめだけが感じていた奇妙さ、不気味さが、だんだん実感を伴って捜査関係者に染み渡っていくように感じられました。

最初は都市伝説を追うような感覚から始まるのに、犯人の悪意がどんどん強まるようで、物語中盤から後半は前のめりで観続けて、観終わったら肩こりバリバリ。

ラストに至るまで、観客からはほぼ一直線なので物語はシンプルかと。
ただ、あまり後味の良い展開ではなかったです…。

猟奇殺人にまつわる物語は、映画作品でもドラマや小説などでもよく見るようになりましたが、慣れませんね…。

ネタバレ

なつめの必死の説得に折れた春馬は、接触事故の際に運転手から口止め料として一万円札を二枚受け取っていたことを明かす。

一万円札を預かったなつめは、警察にお札に残る指紋の鑑定を依頼。
さらに春馬の協力を得て、行方不明になった女性の情報を探していた。

「レイサ」と一緒にネットカフェで過ごしていた家出少女と接触したなつめたちは、風俗店で働いている家出少女たちの間に「救様」という都市伝説が広まっていることを知る。

同様に行方不明になった少女が他にもいることが分かり、捜査を進めるなか、春馬が何者かの車で襲われて怪我をする。

春馬を襲った車のナンバーから、未成年者買春の前科をもつ土木建設業社長を割り出した木村と吉野は、土木事務所敷地内に棄てられた4人の少女の遺体と、麻薬過剰摂取により死亡した容疑者を発見する。

春馬が受け取った一万円札と容疑者の指紋が一致し、被疑者死亡で事件は解決したかに見えた。

しかし、4人の少女の遺体に明らかに人為的に行われた損壊があったことから、儀式殺人を疑ったなつめは、過去にも同様の事件があったこと、儀式が完成していないため続けて殺人が起きる可能性があると考えた。
さらに、行方不明届けが出ていない、足がつきにくい被害者を選ぶことができる警察関係者が犯人の可能性があることにも気づいていた。

なつめの話を聞いて過去の事件を調べた木村は、過去の連続殺人事件の通報者である少年の異常な行動を知る。
過去の事件を担当していた刑事の話から、木村は同じ署に勤務する日下部が犯人であると確信し、単独で日下部に接触し説得を試みる。

一方、木村に情報を伝えようと署へやってきたなつめは、日下部に拉致され、逃げる途中でなつめを庇った盲導犬のパルが大怪我をしてしまう。

心の支えであったパルがいなくなり、気力を失うなつめだったが、木村が拉致されたことを知り、春馬の励ましもあって再び捜査を再開。
過去に連続殺人が行われた別荘が空き家のまま放置されていることをつきとめたなつめ、春馬、吉野は、現地で日下部の車を発見。

広大な別荘の中には明かりが灯っており、応援を待たずに屋敷内に踏み込んだ吉野は木村の遺体を発見したものの、日下部によって惨殺されてしまう。

春馬となつめは吉野を追って屋敷内へ入り、被害者を探す二人だったが、日下部の容赦ない暴力で追い詰められる。

1人の少女を救出したなつめは、屋敷の電源をショートさせ暗闇にした上で、春馬を先に逃がすことに成功。
さらに、殺害場所となっていた部屋で「レイサ」を発見したなつめは、トラップを仕掛けて吉野の銃で日下部を撃つ。

朝になり、春馬となつめは2人の少女とともに無事救出される。

ようやく弟・大樹の死を乗り越えることができたなつめ。
浜中母娘とともに大樹の墓参りに来た春馬は、警察官になるという将来の夢を見つけたことをなつめに告げた。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

◆映画◆,

Posted by ゆえ