ドラマ「TWO WEEKS」あらすじと原作結末ネタバレ。登場人物とキャスト

2019年7月より韓国ドラマを原作とするドラマ「TWO WEEKS」の日本版が放送されます。
原作ドラマをもとに主要な登場人物とキャスト、あらすじと原作結末をご紹介します。
ドラマデータ
タイトル:TWO WEEKS
放送:2019年7月16日(火)21:00〜
脚本:山浦雅大
原作:韓国ドラマ「TwoWeeks」
主題歌:「Fight for your heart」(三浦春馬)
あらすじ
自暴自棄に生きているチンピラ・結城大地(三浦春馬)は8年前に別れた元恋人・青柳すみれ(比嘉愛未)から、娘を助けるため骨髄液の適合検査を受けてほしいと言われる。
8年前に結城と別れた後、すみれが一人で産み育てていた子供がいたこと、その子供が白血病でありドナーを待っていることを聞いた結城は適合検査を受け、自分が娘の命を救えることを知った。
骨髄移植の日取りを2週間後に決めた結城だったが、やっていない殺人事件の容疑者として逮捕されてしまう。
濡れ衣を着せられた結城は娘を助けるべく脱走。
結城は刑事、検事だけでなく自分に濡れ衣を着せようとした者からも追われる身となってしまう。
キャスト
結城大地(三浦春馬)
生まれたことすら知らなかった実の娘が白血病で、自分がドナー適合者であることを突然知った。
殺人の濡れ衣を着せられ逃亡する。
青柳すみれ(比嘉愛未)
結城の元恋人。
結城との間に娘を授かったが妊娠中に結城が去ったため一人で出産、シングルマザーとして娘を育ててきた。
青柳はな(稲垣来泉)
結城とすみれの間に生まれた娘。
白血病で入院、ドナーを待っていた。
月島楓(芳根京子)
新米検事。
過去、柴崎要によって父を死に追いやられた。
柴崎を探っていた協力者を殺害され、逃亡した結城を追う。
柴崎要(高嶋政伸)
元ヤクザで事業家。柴崎コーポレーション社長。
悪徳事業で成り上がった。
裏切りは許さず、歯向かったものには容赦がない。
久我早穂子(黒木瞳)
元弁護士で、小児医療に力を入れている国会議員。
灰谷(磯村勇斗)
結城を追う殺し屋。
自分の素性についての記憶がなく、柴崎の養子として仕事をしている。
有馬海忠(三浦貴大)
すみれの婚約者であり刑事。
すみれのことをとても愛しており、娘にも愛情を注ぐ。
原作との違いは?
6月27日時点で、公式サイトも情報が出揃っていないので、放送開始前の個人的な予想です。
順次公開されている登場人物キャストの紹介から見ると、まず大きく違うのは黒木瞳さん演じる国会議員の久我早穂子です。
原作ではチョ・ソヒという役名で、物語の最初からかなり悪どい役回りでした。
日本版では芳根京子さんの演じる月島楓という検事の恩師として、家族ぐるみの付き合いをしているという設定ですが、これがどこかで覆るのか、それとも原作とはまったく設定を変えてくるのかまだ不明です。
そして冷酷な殺人者として結城を追う、灰谷という男。
磯村勇斗さんが演じる灰谷は、原作では外国で特殊訓練を受け、柴崎の養子となって邪魔者を殺害する「仕事」をしているという設定でした。
日本版公式サイトでは誰の指示で動いているのか、結城を追う理由も不明という説明になっています。
他にも、結城を助けてくれる人物や柴崎の右腕である手下など、原作で登場した人物がたくさんいます。
原作の韓国ドラマ版は、1回60分、全16回の長いドラマだったのですが、日本版になると1回約45〜50分、全12回程度となるため、それぞれの相関関係が変わったり、登場しない人物がいたりする可能性も高いですね。
結末とネタバレ
個人的に、サスペンスドラマは結末がハッピーじゃないと観られないものですから、私と同じような方のために韓国ドラマ版の結末をネタバレします。
わかりやすいように日本版の登場人物名で書いていますが、日本版では脚本が変わり違った展開になる可能性もあります。
※以下では韓国ドラマ「TWO WEEKS」のストーリーを結末までネタバレしています。未鑑賞の方はご注意ください。
刑事や検事は結城が冤罪だと気付く?
結城が自暴自棄な荒れた生活をしていたことを知っている刑事たちは、誰も冤罪など疑わず、取り調べもずさんでした。
楓は、殺害されたのが自分の協力者だったことと、父の死の真相について調べていたため、いち早く結城が冤罪であることに気づきます。
しかし刑事と検事、結城と刑事・検事、結城とすみれ、それぞれ相手を信じきれないばかりになかなか協力体制を作ることができません。
護送中に攫われた結城を追った楓が柴崎に捕まり、殺されかけた際に、結城が楓を助けて脱出し、楓は結城を信頼するようになっていきます。
結城の冤罪を晴らす鍵は?
楓の協力者は柴崎の犯罪の証拠をデジカメに録画していました。
依頼者は楓で、証拠の動画はデジカメの内部に隠しデータとして保存されており、それが表にでれば柴崎を逮捕することができるはずでした。
結城は、勤め先の質屋でそのデジカメを預かりますが、当初あまり重要視しておらず行方がわからなくなっています。
結城がデジカメの行き先に思い当たり回収を試みますが失敗に終わります。
デジカメが奪われたことで結城は更に危険になり、楓が匿いつつ協力して行動するようになっていきます。
すみれとはなに危険は?
結城にとって8年も前に別れた元恋人と、顔も知らずにそだった娘であった二人ですが、逃走を続ける中で、すみれは結城が去った本当の理由を知ることになります。
何度か柴崎と攻防を繰り返すなか、焦った柴崎がすみれを拉致したり、はなを連れ出そうとしたりします。
それまで楓とは共闘していた結城でしたが、二人の安全を守るため刑事たちにも協力を求め、積極的に情報を共有するようになっていきます。
この頃には、すみれの婚約者である有馬も結城の冤罪を信じるようになっており、柴崎が次第に追い詰められていく見どころでもあります。
殺し屋灰谷は何者?
海外で特殊訓練を受けたプロの殺し屋である灰谷ですが、彼には自分の生い立ちに関する記憶がありません。
柴崎に忠実に、寡黙に仕事をこなす灰谷ですが、結城とともに行動する男から昔のあだ名で呼びかけられて動揺します。
実はその男は、柴崎が破滅させた他派閥のヤクザの元ボスであり、灰谷の実の父であることが最終回近くになって判明します。
灰谷が記憶を取り戻すまでは、とにかく強く手際よく、結城にとって怖い敵です。
結末はどうなるの?
物語を最後までひっぱるのは、娘のはなの純粋で可愛らしい姿と、自暴自棄だった結城が娘のために汚名を濯ごうと闘う姿です。
ドラマを観ていると、この娘のために、結城に手術を受けさせてあげたい!結城にもう一度人生をやり直す機会を与えてあげてほしい!と想うようになりました。
柴崎は最後まであがき続け、闘いは手術前夜まで続きます。
しかし刑事たち、検事たち、病院関係者などたくさんの人たちの協力で柴崎は追い詰められ、ついに結城自身の手で身動きを封じ、楓の手で逮捕となります。
2週間の逃走劇の発端となった殺人事件については、柴崎の手下の寝返りで、結城の冤罪を晴らすことができるのですが、過去の結城の前科についても、楓たちが真実を暴き前科を取り消すことができました。
結城は無実の身となり晴れて、はなのドナーとなることができます。
一方、8年前の別れの真相を知ったすみれは、結城への愛を抑えることができなくなります。
婚約者の有馬は、すみれや、父を慕うはなの気持ちに気づかないふりはできない、と身を引きます。
原作では上記の内容に、国会議員である久我が絡んでくるのですが、日本版では人物設定がかなり違うのかな?と思ったので、省いてみました。
まとめ
- 日本版「TWO WEEKS」は韓国ドラマ版原作と人物や脚本が違う可能性がある。
- ドラマ中の2週間という限られた時間で冤罪を証明し子供を救えるのか注目。
- 単なるサスペンスではなく親子の愛、恋人との愛を描くラブストーリー、結城が人生をもう一度やり直すヒューマンドラマとしても期待。
今回、日本版の放送スタートとなるので原作の結末を先に知っておきたくてdTVで全16回を一気に観ました!
韓国ドラマは人物の背景描写や感情描写が丁寧で、演じる俳優さんも迫力があって引き込まれてしまいます。
観ててすごい肩が凝りました。
特に今作は、子役のイ・チェミさんという少女が演じるスジンが可愛くて可愛くて!
重い話の中でこの子の笑顔と無邪気な会話に和みました。
韓国ドラマ原作は合計16時間となるのに対し、日本版ドラマは10時間前後です。
脚本の改変が前提とは思いますが、登場人物の背景など、元の設定が参考になることもあると思いますので、ドラマを観つつまた情報を足していきたいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!