映画「散り椿」のキャストとあらすじ・原作を紹介。

2019年6月20日

  1. 「美しい時代劇」を撮りたいという木村大作監督のもと、原作・脚本・俳優陣ともに素晴らしいキャストが揃った映画「散り椿」が生まれました。
    キャストとあらすじ、原作をご紹介します。

映画データ

【監督・撮影】木村大作

【脚本】小泉堯史

【原作】葉室麟(「散り椿」)

【出演】岡田准一、西島秀俊ほか

■「散り椿」公式サイト

あらすじ

剣の達人・瓜生新兵衛(岡田准一)は、上役の不正を訴えたため藩を追放された。
ときを経て、連れ添い続けた妻の篠(麻生久美子)と死別した新兵衛は、妻の遺言を果たすため帰藩する。
その遺言とは『藩に戻り、榊原采女(西島秀俊)を助けてほしい』というもの。

かつて友でありライバルであり、恋敵でもあった采女は、新兵衛の藩追放に関わる大きな因縁を持ってもいた。
藩の不正と妻の願いの真意を探るため奔走する新兵衛は、やがてその秘密に行き当たり、采女と対峙する。

過去の事件の真相と妻の願いにたどり着いた新兵衛だったが、その裏では大きな力が新兵衛を襲おうとしていた。

キャスト

瓜生新兵衛(岡田准一)

うりゅう・しんべえ。
一刀流道場の四天王と謳われたが、上役の不正を訴え藩を追放される。

榊原采女(西島秀俊)

さかきばら・うねめ。
かつては新兵衛の友だった男。新兵衛の藩追放に関して因縁を持つ。

瓜生篠(麻生久美子)

新兵衛の妻。

坂下里美(黒木華)

新兵衛の妻・篠の妹。

坂下藤吾(池松壮亮)

篠と里美の弟。

気になるところ

黒澤明監督作品と並べて期待されている本作。
なんで?と思ったので確認してみました。

今作では撮影を木村大作さんが担当されます。
木村大作さんは、黒澤明監督「隠し砦の三悪人」で撮影助手を務め、その後の作品にも関わったカメラマンです。
2017年の映画「追憶」でも、人物の感情に迫る映像で感動を呼びました。
数々の名作を手がけられている木村大作さんですが、実は時代劇の撮影は初めてなんですね!

また、脚本は小泉堯史さん。
長年黒澤明作品の助監督を務め、2000年に映画化された「雨あがる」で監督・脚本を担当されました。

豆知識

余談ですが「散り椿」公式サイトでは赤い花びらが舞い散る効果が使われていて評判になっています。
…が、椿って花びらを散らす花ではありません。

花びらの根元が筒状につながっていて(合弁花といいます)、1枚1枚の花びらがハラハラと散らず、花の根元からボトリと落ちます。
斬首を思わせるため、江戸時代には武士に敬遠された花だと言われています。

よく似た花のサザンカは花びらの根元が離れている(離弁花)ので、こちらはハラハラと花びらが散ります。

花びらを散らす椿。
そこになにかメッセージがあるのでしょうか?

関連作品

蜩ノ記

葉室麟さん原作・小泉堯史さん監督で映画化された作品です。
主演は役所広司さん。そしてこの作品に岡田准一さんも出演されていました!
岡田准一さんが演じた檀野庄三郎は居合の達人でした。

物語としてはつながっていませんが、身分の差が厳しかった時代、武士の生き様が描かれている作品として観ておきたいですね。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

Posted by ゆえ