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「CUBE2」キャストとあらすじ、ネタバレ感想。密室・監禁・トラップ、謎の超立方体。

   

「SAW」に代表されるソリッドシチュエーションスリラージャンルの映画作品。
数多い中でも名作と言われる「CUBE」の正統な続編にあたる「CUBE2」を観たので、あらすじ、登場人物、感想をご紹介します。
※ネタバレあります。これから観ようと思っている方はご注意ください。

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映画データ

【監督】アンジェイ・セクラ(2003年)
【脚本】ショーン・フッド、アーニー・バーバラッシュ、ローレン・マクローリン
【出演】カリ・マチェットほか
【音楽】ノーマン・オレンスタイン
【時間】95分

あらすじ

白く明るい立方体の部屋で目覚めたケイト。
しかし、そこがどこなのか、何故そこにいるのか、どうやってその部屋に入ったのか分からない。

部屋に繋がる6つの扉を通じて出会う人々と、部屋の謎を解き脱出を試みるが、常識が通用しないトラップで仲間は分断され1人また1人と殺害されていく。

立方体(キューブ)の謎を解いて脱出することはできるのか。

キャスト

マグワイヤ(ブルース・グレイ)

CUBE2

©ブエナ・ビスタ

マグワイヤ大佐。国防総省の先端技術者。
キューブ内で目覚めた時点で拷問を受けた傷があり、自殺しようとしている。

ケイト(カリ・マチェット)

CUBE2

©ブエナ・ビスタ

心理療法医。
盲目のサーシャをサポートし、協力してキューブを脱出しようとする。

サイモン(ジェラント・ウィン・デイヴィス)

CUBE2

©ブエナ・ビスタ

自称経営コンサルタント。本職は探偵。
行方不明になった女性を探している。

サーシャ(グレース・リン・カン)

CUBE2

©ブエナ・ビスタ

盲目の女性。
感覚が鋭く、見えない予兆(キューブの波動?)を感じることができる。

ジェリー(ニール・クローン)

CUBE2

©ブエナ・ビスタ

フリーの技術屋。
キューブ内のドアのタッチセンサーを自分が設計したことを記憶しているが、全体像は知らされていない。
明るく気さくな好人物。

マックス(マシュー・ファーガソン)

CUBE2

©ブエナ・ビスタ

ゲーム・プログラマ。
ゲーム内の「速度」に関するアイデアを大手企業に盗まれたと憤慨している。

ジュリア(リンゼイ・コネル)

CUBE2

©ブエナ・ビスタ

兵器メーカー・アイゾンリサーチの顧問弁護士。

ペイリー(バーバラ・ゴードン)

CUBE2

©ブエナ・ビスタ

元アイゾンリサーチの理論数学研究員。
引退してやや痴呆が進んでおり、キューブをスポーツジムと勘違いしている。

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気になるところ

前作「CUBE」が面白かった上、謎のままに終わっていたので、「CUBE2」はファンから期待された作品だったと思います。

「CUBE」で登場した空間は、重苦しく現実感のあるものでしたが、「CUBE2」では架空世界・SFのようにやや軽くなっている感じがしました。
殺人トラップもCGを使ったものになっていて、恐怖感が薄れてしまったかも。

流血や死体描写はありますが、「痛そう」「グロい」という描写はほとんどないと思います。
(個人的な感覚なので、見る人によっては「うへぇ」ってなるかも)
「SAW」のような生々しいのが苦手な方には、見やすいかもしれません。

前作同様、キューブ内部での人々の行動が中心で、作った側視点での謎は以前として解けないまま。
もやもやが残る作品ですね。

さらに続編として「CUBE ZERO」という作品があるので、そちらで全ての謎が解けてスッキリ!となるのかな?

感想・評価

見終わった感想としては、登場人物たちが閉じ込められた空間=超立方体(ハイパーキューブ)について、最終的にそれがどういうものかがなんとなく分かったかな、という感じです。

キューブの成り立ちや登場人物の共通点など、キーワードやヒントが映画内に断片的に散りばめられています。
勘のいい人なら、早い段階で背景と人物の繋がりが判るかもしれません。

痴呆が始まってるペイリーおばあちゃんが、ちょいちょい重要なヒントを言ってるのですが、さらっと見ているとそれがヒントなのか単なる戯言なのか分からないです。

ちなみにペイリーおばあちゃん、異常な空間において空気を読まないで、娘の話とか飼い犬の話とかしてます。
ツボって爆笑したりもしてて、必死な人はイラつくと思うんですが、危機にあって普段通りの人って、意外と救いかもしれないって思ったり。

閉じ込められる人物が8人いるのですが、いざという時に頼りになりそうな人が一番ヤバい壊れ方をするパターン。
今作ではガタイがよくて武器持ちのサイモンがカニバリズムに目覚めちゃう。

ちょっとファットで人当たりがよくて温厚な「いい人」のジェリーが、完全に被食者になってて気の毒…。

出口のない迷宮にいても、食欲に邁進する人、性欲に走る人がいて、安全圏で見ているこちらとしては「まーほんとに…」と呆れるばかり。

人間の性というか、そういう動物的などうしようもない部分にメッセージがあったのかな?
いやでも、訴求力弱かったな…描写も薄かったし。

ネタバレ

CUBE2

©ブエナ・ビスタ

超立方体=ハイパーキューブについて、出てきたヒントをまとめておきます。
時間が経つと忘れちゃうので、備忘録としてメモしてみますが、私は物理学も数学もチンプンカンプンなので、「言ってることおかしいぞ」という突っ込みはナシでお願いします。

ペイリーおばあちゃんのヒント

床に描かれたホログラムのような画像を見て「テセラクト(四次元立方体)、きれい」とか呟きます。
また「単なる時間の問題よ」「理論上のものにとどめておくべきものもある」など、超立方体を実現させたことを匂わせる発言も。
8人がキューブ内に閉じ込められたことについても「アレックス・トラスクの考えは非人間的」「将軍、忠誠を誓います」と言っています。
ラストで「おばあちゃん、あんた全部知ってたのねー」となるのですが、おばあちゃんの発言は「世迷言」扱いされちゃう。

ジェリーとマックスの会話

物理学に全く明るくないサイモンとケイトを置いといて、若干そのへんに詳しいジェリーとマックスが謎解きをしようとします。
ジェリーは超立方体について「空間的な四次元が存在したら」という仮定で説明しようとします。
多次元の量子空間、並行世界、重力の歪みなど、全部説明がつく?のか?そんな感じ。

マックスは「四次元は時間軸、空間的な四次元なんてありえない」と否定的。
自分が閉じ込められたのは、友達が軍のシステムをハッキングした際に手伝ったからだと思っています。
無理やりゲームに参加させられ、生きて脱出することがゴールだと思っていますが、脱出に意欲的とは思えない態度。

「量子の移動」とか「量子のカオス」とかいろいろ出てきますが、ほとんど理解不能でした。

背景のヒント

キーになっているのはアイゾンリサーチという兵器メーカーです。
アレックス・トラスクという伝説的なハッカーが超立方体を作る理論上のヒントを出し、複数の技術者やアイデアを組み合わせて実現させたという流れ。

8人の中に、アイゾンの関係者が2人、軍関係者が1人、技術屋が2人。
サイモンはアイゾンの社員だったレベッカを追ってキューブ内に入っていて、盲目で何の取り柄もなさそうだったサーシャが実はアレックス・トラスクだったというオチ。

しかし8人中一番分からない人物は実はケイトで、最終的にサーシャ=アレックス・トラスクから何かのデータを奪い、ただ1人キューブから脱出。

ペイリーおばあちゃんの言ってた「将軍」と、マグワイヤ大佐を拷問した「軍」が、ケイトが情報を渡す相手「将軍」とつながります。

疑問

キューブの中は並行世界が存在し、同一人物が一度死んでも、別の時間軸では生きているということがあり得ました。
なので、別の軸の自分と手を触れ合わせたり、死んでしまった自分を見たりしてたのですが、キューブが収縮して最終的に脱出口が見えたとき、ケイトしかいなかったんですよね。
他のみんなは逃げることを諦めたのか、ケイトがいた場所がたまたま収縮の中心部になっていて他の部屋は全部消されたのか、よくわかりませんでした。

結論。

「CUBE ZERO」を観ます。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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