バイオハザード ザ・ファイナルを4DX3Dで観た感想と評価

バイオハザード ザ・ファイナルを劇場で観てきました。
せっかくなので4DX3Dでミラ・ジョヴォビッチのアクションを体感。
感想と周囲の評価をご紹介します。
※本編に絡む若干のネタバレの可能性あり。
鑑賞前に思ったこと
映画「バイオハザード」は本作でシリーズ6作目となります。
最初の作品が2002年に公開されて以来、14年をかけて完結までの6作品が公開されてきたことになります。
劇場でリアルタイム鑑賞した人はもちろん、ビデオなどで観た人も、この「ザ・ファイナル」を観るにあたってちらりと思うことでしょう。
「話おぼえてるかな…」
直前でこれまでのシリーズを見直した方もいるかもしれませんが、直接劇場に行っても大丈夫。
本編開始前に、これまでの流れをアリスがおさらいしてくれました。
また「これで本当にファイナルなの?」という疑問を持つ人も少なくないのでは、と思うのですが、一応、ファイナルでした。
まー、作ろうと思えばいくらでも、続編でもスピンオフでも作れそうではあるんですが…。
4DX3D効果の感想
今回せっかくなので4DXでアクションを楽しみつつ、3Dでゾンビを堪能しようと思い、鑑賞してきました。
感想をまとめるとこんな感じでした。
- アクションが激しく3Dでは目がついていけなかった。
- テレビサイズの2Dのほうが、全体像がよくわかるかも。
- アリスがバイクに乗るシーンやゾンビの群れのシーンで振動効果が上手く使われていた。
- 水しぶきは使用シーンに問題が…。
上から3つはそのまんまです。
水しぶきについては、ゾンビをデュクシするシーンや、アンデッドのよだれシーンなどで飛び散るのですが、上手くシーンに合いすぎて(!?)観客から「うわぁぁぁ!」と悲鳴があがっていたのが印象的でした。
画面上で、血しぶきやらゾンビの〇〇やら××やらが飛んでくるシーンで、こまめに水しぶきが飛ぶので、生理的にダメという人は通常版をおすすめします。
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感想
※ストーリーに関する若干のネタバレがあります。
冒頭で、これまでの物語をざっと振り返ってくれたので、ストーリーのつながりがよくわかりました。
「ザ・ファイナル」の名前に偽りはなく、アンブレラの陰謀とその全容、Tウイルスの対処法も判明します。
ラストはちょっとご都合主義と思うフシもありましたが、さっくり終わらせるにはこういう方法もありかと思いました。
アリス、長いあいだ辛かったね、お疲れ様、という感じです。
個人的に衝撃だったのは、シリーズ当初からアリスに絡んでいたあの人物がアンブレラのヒラ社員だったこと。
「えっ!? 機密情報も扱うポジションじゃないの?」
「指揮したりしてなかった?」
と驚いたのは私だけじゃなかったと思いたい。
まぁなんか…気の毒でした。
アリスは今回もかっこよかったです。
人間でも敵と見れば、殺し様が容赦なくなってきた感じですね。
特にアンブレラからいろいろと汚い手を使って邪魔されてきたので、これも成長かな。
毎回ですが、痛々しい場面も多く
「くっそこのアンブレラの××め!」
と、観ているこちらが拳を握りしめすぎて、肩が凝ってしまいました。
ゲームからのファンには嬉しい登場人物との再開もあります。
胸温まるシーンに、ゾンビホラーなのにちょっとじわっときてしまったり。
レッドクイーンことアンブレラのコンピューター人格”アリス”も登場します。
”アリス”の姿を演じるエヴァ・アンダーソンは、主演のミラ・ジョヴォビッチと監督のポール・W・S・アンダーソンの娘なのだそう。
物語終盤に明確になるアリス@ミラの過去とレッドクイーンの秘密、現実とのリンクにちょっとニヤリとします。
評価
劇場で観た方の評価は概ね良いようです。
感想の声を拾ってみました。
- アリス=ミラがアクションを頑張っていた。
- アンデッドの数がすごすぎる。
- ストーリーに納得。
- 最終章にふさわしい描かれ方。
- 映像が暗くアクションが早すぎてついていけない。
- 場面がよくわからない。
- 音などのビックリシーンが多い。
これまでのシリーズの雰囲気を保ちつつ、うまくまとまって完結したことで好評価を得ているようです。
ほんとに最後なの~?と疑っている人は、一応(?)完結しますのでぜひ劇場へお出かけいただきたいです。
おまけ
劇場パンフレットはB4サイズのかなり大きなものです。
内容は、これまでの物語の振り返り、監督・出演者インタビューに加えて、ゲームシリーズの紹介もあります。
ゲームシリーズ最新作「バイオハザード7 レジデントイービル」についても紹介されていて、2017年1月26日の発売を心待ちにしている人の期待感は高まりそうです。
エンドロール語に、劇場内にちょっとした”おまけ”が流れます。
ライトが灯るまで座席にいてね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!