火の粉第8話ネタバレ感想!佐藤隆太生きていた!狂い始めた木南晴夏…

狂気の家族ごっこが続けられる梶間家で、武内はすっかり主となっています。
殺人犯に支配される生活の中、ただただ「いい家族でいよう」という勲。
果たして梶間家の本当の幸せは取り戻せるのでしょうか…。
あらすじ
梶間家は完全に武内(ユースケ・サンタマリア)に支配されていた。
合鍵を入手し自由に梶間家に出入りする武内は、食事の支度をし、共に外出し、まるで本当の家族のように過ごしていた。
しかしその実、武内に心酔している尋恵(朝加真由美)と何も知らないまどか(庄野凛)以外は、武内に怯え、つくり笑いを顔に貼り付けて暮らしていた。
俊郎(大倉孝二)は雪見(優香)が最初から武内をおかしいと言っていたにも関わらず、聞く耳を持たなかったことを悔やんでいた。
思いつめた表情で「雪見とまどかは俺が守る」と呟く俊郎。
一方、雪見は、親友の琴音(木南晴夏)に呼び出される。
琴音は雪見に、毎日武内に会える雪見と梶間家が羨ましい…憎いと言う。
雪見が琴音の様子に戸惑いつつ自宅に戻る途中、自宅近くで池本(佐藤隆太)を見かける。
雪見は勲に連絡を取り、池本が生きているなら謝らねばならないと言う。
その頃、梶間家では、池本が俊郎と尋恵を縛りあげ、刃物を向けながら武内に自白しろと迫っていた。
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ネタバレ
武内は的場一家を惨殺したことはあっさり認めたが、弁護士の死体をどこへ隠したかという問いには黙っていた。
そこへ雪見と勲が帰宅する。
雪見は動けずにいたが、勲が池本に飛びかかり刃物を奪う。
池本が逃げた後、武内は俊郎を別室へ呼び出し「あなたの顔には恐怖が見られなかった。池本と共謀していたのだろう」と問い詰める。
俊郎は「たとえ殺されても雪見とまどかを守る」と言う。
2階から階段を転げ落ちた俊郎は、病院で家族に、池本と共謀した芝居を打ったことを告白する。
俊郎は「階段から落ちたのは自分で足を踏み外した」と言うが、尋恵はようやく、このままではいけないと気付き始める。
俊郎が退院し、これ以上武内の言うなりにはできないと話し合う梶間家。
勲は「家に帰れば当たり前にいる家族が、自分の全てだった」と言い、もっと早く言葉にして家族に伝えれば良かったと後悔する。
「たとえ最悪の結果になっても、真実の中で生きていたい。私たちの家を取り戻そう」
勲の言葉に絆を確かめ合う梶間家。
朝。
武内の家に現れた琴音は、勝手口の鍵が壊れていたので入ってきたと言い、朝食を作り始める。
戸惑う武内をよそに、琴音は武内が梶間家とうまくいっていないことを指摘。
殺人犯だと知っても武内を愛しているのは自分だけだと言い、武内の側にいることにしたと宣言する。
好意を無にすることができない武内は、琴音からもらったパジャマを着て、おとなしく手料理を食べる。
夜、尋恵は武内を訪ね「あなたは梶間家の家族じゃない」と宣言する。
しかし「不思議とこんな状況になっても怖くはないのだ」とも言う。
「理想の家族」が崩れ始める中、武内のもとに、母の墓へ入れたはずのビデオ日記が送られる。
同じ頃、雪見は池本からの電話を受けて、夜中に墓地へ呼び出される。
池本は武内家の墓からビデオレターを持ち出し、それをネタに武内を墓地へ呼び出していた。
雪見は池本が武内を殺そうとしていると思い、止めようとする。
池本は、自分の望みは武内が公正に裁かれることだと言い、雪見に「見届けて下さい」と言う。
池本の計画は、武内を挑発して自分を傷つけさせることだった。
地面にばらまかれたビデオレターとナイフ。
池本は武内に「家族ごっこを続けたければ俺を消してみろ」と言う。
さらに武内の母の墓に向かって、武内がこうなったのは誰からも愛を受けなかったからだ、あなたの息子は法の裁きを受けると話しかける。
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視聴率と感想
第8話の視聴率は3.9%でした。
最終回を前に若干下がってきた感じですが、今回、佐藤隆太さん演じる池本が本格的に死亡してしまいました。
最終回に注目です。
展開がぶっとびすぎて、シリアスなサイコサスペンスのはずが毎回吹きまくっているワタクシです。
佐藤隆太さんが生きていました。
しかも奥さんを(やっと)実家に帰し、武内の自白証拠もつかみました。
なのになんでわざわざ危険を冒すのかこの人は…。
(・ω・`)
せっかく助かった命をむざむざ捨てることになってしまいました。
いい人なのに、残念でなりません。
そして今回、ダークホース・ブラック琴音が出現。
元夫を殺され、武内にも振られ、親友の雪見は愛しい武内から家族家族とつきまとわれている、そんな状況。
狂気にとらわれた琴音の表情を、木南晴夏さんがすごくいい感じに演じられてます。
そういえば、木南晴夏さんは劇場版「トリハダ」で、倉庫荒らし?の男性を撲殺する女性も演じてましたね。
無邪気で可愛らしいお顔だけに、狂気がじわじわきます。
梶間家は、追い詰められてやっと本当の家族らしい会話をするようになりました。
お父さんも随分と頑張る気になってますが、真面目な人が追い詰められると怖いんですよね。
梶間家の大人4人VS武内(+琴音?)の闘い、行方はいかに…。
注目ポイント
「幸せな家族でいなければならない」
勲が繰り返すようになったこの言葉が心底おそろしい。
幸せは強制されるものじゃなく、感じるものであるはず。
「幸せでいなければならない」という状況は、少しも幸せじゃないということがジワジワ染みてきます。
雪見が本心を呟きました。
「耐えることが幸せだとは思えません」
琴音の”好意”
琴音崩壊のお知らせです。
朝起きると、琴音が朝食を作ってくれていました。
かわいい押しかけ女房です…な、わけがない。
「武内さんのことを解ってあげられるのは私しかいません」
「武内さんの側にいることに決めました」
あーあ、決めちゃったよこの人。
琴音、武内と同じやり方で、武内への「愛情」を示す手に出ました。
「私があげたパジャマ着てくれてないんですか」
「(梶間家は)みんな無理して笑ってるだけなんですから」
「愛情は必ず伝わります。でも武内さんの方法じゃ無理です」
これまで梶間家、特に雪見が、思っていても飲み込んできた言葉をバッシバッシ武内に投げつける琴音。
何故か武内に攻撃されることはない琴音ですが、聞いてるこっちがハラハラします。
最後にはさくっと殺人まで犯してしまう琴音。
「どういたしまして♡」
じゃないから!
証拠にならない?
池本は、武内が死んだ母に宛てた自白ビデオを、母の墓に隠していたことをつきとめました。
鍵はかからない仕様なんでしょうか。
池本はあっさり自白ビデオを取り出してます。
「強制された自白は証拠にならない」そうですが、これらのビデオは武内の意思で録画されたもの。
証拠にならないんでしょうか?
(警察だと自白だけで有罪まで持って行かれたりするのに)
これらの中に、犯罪の証拠をどこに隠したかが述べられていて、実際そこにあれば立証されるのに、惜しいなあ。
笑っちゃダメ
めっちゃシリアスなんですけど、めっちゃサスペンスなんですけど、だめだーー。
すみません、笑ってしまいました…!
武内を挑発しまくって、さあ俺を殺してみろってドヤ顔してたのに、背後からサクーッとされて
「え、なんで」って表情の池本。
どうしてそんなにツメが甘いの!?
3年間誰にも信じてもらえず、狂人扱いされてたからなの!?
しかしながら亡くなる間際の「みんな、ごめんな」という呟きは悲しすぎました。
゚(゚´Д`゚)゚
妹夫婦と、甥っ子、そして3年間の闘いに辛い思いをしながらついてきてくれた妻・杏子への、最後の言葉が「ごめん」なんて。
実家で待ってる杏子になんて言えばいいのよ…。
次回はいよいよ最終回。
こんなぐちゃぐちゃになっちゃった梶間家は、普通の家族に戻れるのでしょうか。
武内が正しく裁かれる機会は訪れるのでしょうか。
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最後まで読んでいただいてありがとうございました!