ゼンタングル初心者パターンの図案と書き方、作品例や参考になる本紹介。道具やペンは?

新しいアート、手軽に始められるアートとして今注目を集めている「ゼンタングル®」。
やってみたいけど、難しそう…と思っている方に、すぐできる書き方や簡単なパターンを、始めたばかりのワタクシがご紹介いたします。
この記事では、ゼンタングル®認定講師・さとういずみさんの著書「はじめてのゼンタングル」の内容の一部をご紹介しています。
ゼンタングル®って?
アメリカ「Zentangle.Inc」のリック・ロバーツとマリア・トーマスによってまとめられたものです。
落書きとして似たものを描いていた人もいるかもしれませんが、これをアート様式・技法としてまとめたのはこのお二人でした。
単純な線や点や丸を繰り返し描くことでオリジナルアートが完成してしまう、手軽で不思議な魅力を持ったアートです。
「Zentangle」とは、Zen=禅 Tangle=絡まる を組み合わせた造語です。
パターンを繰り返し書き続けるうちに無心になることで、ヨガや瞑想のようなリラックス効果も期待できます。
※「Zentangle=ゼンタングル」の名前とロゴは登録商標です。
用意するもの
紙とペン、それだけです。
どんな紙とペンでも構わないのですが、ワタクシが使ってみたものをご紹介します。
【紙】
無地の紙を使います。
ワタクシは紙製コースターを使いました。
描き上がったものがそのまま作品として飾れて便利です。
コレクションするのも楽しいですね。
【ペン】
ペンは、細字で紙にひっかかりにくいものが望ましいです。
紙がつるっとしたものなら、PIGMAなど細字のサインペン。(写真右から2番目のペン)
ざらっとした紙なら水性ボールペンなどでしっかり筆圧をかけて書くときれいに線が出ると思います。
公式の用紙「タイル」と一番相性が良いのはPIGMAです。
ゼンタングル®専用紙
Zentangle.Incが販売している「ホワイトタイル」というカードがあります。
9cm×9cmで厚みのある、100%コットンの紙です。
裏面にゼンタングル®オリジナルロゴと、日付・名前を記入するラインが入っています。
同じ大きさで全面黒の「ブラックタイル」や、円形の「ゼンダラタイル」もあります。
- 出典:Zentangle.Inc
- 出典:Zentangle.Inc
それぞれのタイルの文字のリンク先から購入できます。
購入サイトを教えていただいた、さとういずみさんに感謝!です。
ありがとうございます!
初心者向けパターンと書き方
ゼンタングルの基本は「・」「ー」「C」「S」「◯」の単純な線を組み合わせたパターンの繰り返しです。
最初は、エリア分けをしておいて、それぞれのエリアを好きなパターンで埋めていく、というやり方で書いていきます。
エリアを分ける線は鉛筆でうすく書いておくと、あとでこすってぼかしたり、パターンで隠したりできます。
初心者向けパターンいろいろ
本の紹介
これからゼンタングルを始めてみようと思っている方におすすめの本をご紹介します。
はじめてのゼンタングル
さとういずみ著(¥1,620)
基本となる簡単なパターンを見開きごとに4つずつ、わかりやすい描き方解説つきで紹介。
細かいことはおいといて、まずは描いてみたい、という人におすすめ!
ゼンタングル
スザンヌ・マクニール、サンディ・スティーン・バーソロミュー著(¥1,620)
基本となるパターンの一覧から複雑な組み合わせパターンまで167種を見られる本。
見本帳としても便利な一冊。
moreゼンタングル
スザンヌ・マクニール、佐々木曜著(¥1,800)
上記「ゼンタングル」の続編、新しい143種のパターンを紹介。
基本パターンが物足りなくなった人、深みにハマってきた人向け。
ZENTANGLE練習帳
ペニー・レイラ、ララ・ウィリアムス他著(¥2,376)
描き込み式になっているゼンタングル初心者から始められる本。
お手本を見ながら本のページに描いて練習できます。
鳥や動物の形に線を引いてあるところに描いていくことができるので、少し複雑な作品にも挑戦できそうです。
ゼンタングルで描くマンダラ
佐藤 心美著(¥1,728)
円形に描き込んでいく、マンダラのようなゼンタングルの描き方を解説しています。
模様を描きこむ枠線の取り方のパターンが豊富です。
さとういずみさんについて
私が参考にした本の著者でもあるさとういずみさんは、日本で初めてゼンタングル認定講師になられた方です。
さとういずみさんは南カリフォルニアにお住まいで、時々日本でも講習会を開催されています。
開催地その他詳細はさとういずみさんのブログで随時告知されています。
書き始めると夢中になってしまうゼンタングル。
簡単なパターンを少しだけ、試しに書いてみませんか?
忙しい日々の中で、少しの時間無心になってみるのもいいですよ。
関連記事
最後まで読んでいただいてありがとうございました!