ダンジョン飯第2巻のあらすじ・ネタバレと感想。ゴーレムが●●に!?

2016このマンガがスゴイ!1位になったダンジョン飯2巻の内容ネタバレです。
未読の方、これから読もうと思っている方はご注意下さい!
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2巻の物語
ダンジョン飯の第2巻は、迷宮の地下3階から始まります。
地下3階は黄金城の城内になります。
登場する魔物は死霊や動く死体などになり、食べられる魔物(?)が減るため、ライオスたちは早く通り抜けようとします。
しかしセンシは地下3階にキャンプを張り、拠点にしていました。
センシは城を守るゴーレムを畑にして野菜を栽培していたのです。
ゴーレムとは、土で作った巨大な人型に魔法をかけた核を埋め込んで作る魔法生物で、城へ侵入する人間を退ける役目をしています。
センシはゴーレムの背中に植えた人参やキャベツを収穫。
雑草を抜き、耕し、肥料や水を撒いてゴーレムの手入れをします。
ライオスたちは魔物の入っていない食事をお腹いっぱい食べることができました。
センシは迷宮に入る人間の排泄物を肥料にすることで迷宮を清潔に保ち、ゴーレムたちが崩れないよう手入れをすることで迷宮内の魔物分布の均衡を保っていました。
更に地下をめざすライオスたちでしたが、収穫した大量の野菜をさばかなければなりません。
酒場に立ち寄った時、オークが襲撃してきます。
オークとは人間に似た姿の、短気で乱暴な種族として描かれています。
地下深い階層に集落を作っていますが、レッドドラゴンが現れたため上の階層へ避難してきたのでした。
オークは酒場に人間を殺し、使えるものを全て奪おうとします。
センシとオークは友達でしたが、オークは非常事態だからと収穫した野菜や装備を置いていかなければ殺すと脅します。
センシは、オークの集落で一晩泊まることと酒場で奪ったパン種でパンを作ることを引き換えに、装備も命もいらないと交渉し、受け入れられます。
オークの集落で早速パンを作り始めるセンシたちでしたが、オークは特にエルフを嫌っており、マルシルとオークは一触即発の雰囲気。
出来上がったパンも奪われそうになりますが、オークの子供のとりなしで一緒に食事をすることができます。
ライオスはオークに妹を助けたいと打ち明け、レッドドラゴンを倒し、オークの集落には関わらないと約束し、集落の場所を教えてもらうことができました。
死霊と戦い、生ける絵画の中の食べ物を食べようとし、そんなこんなで地下4階へたどりついたライオス一行。
地下4階には巨大な湖があり、下の階層へ行くためには湖を渡らなければなりません。
ライオスたちはいつもマルシルの魔法で湖を渡っていましたが、魔法嫌いのセンシは魔法をかけられるのは嫌だと駄々をこねます。
センシは手懐けたケルピーの背中に乗って湖を渡ろうとしますが、そのケルピーに襲われてしまいます。
ライオスの機転で助かったセンシは、マルシルの手作りの石鹸で髭を洗い、水の上を歩く魔法をかけてもらうことができました。
とらえたモンスター
第2巻では地下3階から地下4階を探索します。
地下3階
黄金城の内部に入ります。
カビと埃にまみれたレンガの回廊が続きます。
ゴーレム
魔法の力で動く土の巨人。
核を抜くと土に戻ってしまう。
宝虫・コイン虫・真珠ムカデ
宝石や宝飾品、コインにそっくりな虫。
作品中に明記はされていないが、どうやら肉食。
ミミック
宝箱に擬態して冒険者を襲う。
作品中ではヤドカリのように隠れ場所を変えながら成長している。
地下4階
えぐれた岩盤から水が流れだしており、湖を作っています。
城下町は水底に沈んでいますが、水が澄んでいて水面から見ることができます。
ケルピー(水棲馬)
たてがみが藻、尾はヒレの、水の中に棲む馬。
地上の馬と違って雑食で、愛嬌のある姿で人を油断させ水中に引き込んで食べる。
お料理紹介
第2巻ではゴーレム畑の野菜や、オークの集落での食事など、魔物を材料としない食事も登場しています。
ここでは魔物を使ったものを紹介します。
コイン虫のせんべい
コイン虫
宝虫の巣のジャム
宝虫の巣
宝虫の卵・幼虫
真珠ムカデの串焼き
真珠ムカデ
除霊ソルベ
宝虫
スライム
悪霊(の冷気。冷やすのに使う)
茹でミミック
ミミック
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おまけ
10年も迷宮で魔物を狩って生きているセンシは、ゴーレムを耕し手入れをすることで、迷宮に分け与えることができると言います。
そうすることで、迷宮に入れたと感じると。
思えば実生活でも同じで、人間は生き物の命をもらって、太陽や土、水の恵みをいただいて生きています。
自分に出来るお返しをすることで、地球で生きていることを実感できるのかな、と思います。
魔法使いのマルシルは火を起こしたり光をともしたりと、便利な魔法が使えますが、センシはそれを嫌います。
しかし魔法使いだからといって何でも魔法でチョチョイではありません。
第2巻ではマルシルが、ケルピーの脂身から手作業で石鹸を作る場面が描かれます。
古くから積み上げられた魔法使いの知恵をちゃんと受け継いでいる、それには修行も勉強も必要だったでしょう。
苦労して作ったものなら、と魔法嫌いのセンシが石鹸を使ってくれる、ちょっといいエピソードがありました。
第3巻は5月頃に発売予定のようです。
目指すレッドドラゴンは地下5階で目撃されています。
ドラゴンのお腹で絶賛消化中のファリンを蘇らせることができるのでしょうか?
早く先が読みたい!
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!