ダンジョン飯第1巻のあらすじ・ネタバレと感想。意外な食料調達法!

2016このマンガがスゴイ!1位になったダンジョン飯1巻の内容ネタバレです。
未読の方、これから読もうと思っている方はご注意下さい!
1巻の物語
ダンジョン飯の物語に、具体的な年代や国の名前は出て来ません。
ある小さな村の地下にある墓地の底が崩れ、男が現れます。
彼は千年前に滅んだ黄金の国の王を名乗り、今なお狂乱の魔術師によって囚われているその国を、解き放った者に与えると言い遺して塵になります。
以来多くの冒険者が迷宮の底を目指して地下へ潜っています。
主人公ライオスとその一行も冒険者の一団でした。
物語冒頭の主人公のパーティーは、ライオスと妹のファリン、魔法使いのマルシル、鍵師のチルチャック、そして武闘家と剣士の6人でした。
ところが迷宮の最深部で赤いドラゴンに遭遇し、お腹が空いていた6人は次々に倒れ、全滅かというところまで追いつめられます。
ファリンはドラゴンに食われながら魔法で仲間を地上へ飛ばしますが、1人ドラゴンに飲まれてしまいます。
また、命は助かったものの身につけていたもの以外、荷物を全て地下に置いてきてしまい、報酬もなく、2人の戦士はパーティーを離れてしまいます。
ライオスは、残ったマルシルとチルチャックにもパーティーを抜けてもらい、その装備を売って地下へ潜る準備をしようとしますが、マルシルとチルチャックは同行を申し出ます。
お金がなく食糧を準備できないライオスは、モンスターを食べながら冒険を続ける決意をします。
というか、ライオスは以前から魔物食に興味があったようです。
チルチャックは微妙ながら同意しますが、マルシルは大反対。
そこへ歩きキノコが現れます。
戦闘には慣れているライオスはキノコをあっさりと倒し、今日はこれを食べると言います。
嫌がるマルシルをよそに、大サソリも捕獲。
茹でて食べようとしていたところにドワーフのセンシが現れます。
魔物食歴10年というセンシは、歩きキノコと大サソリに、スライムや植物の根も加え、美味しそうな水炊きを作ります。
センシの作った水炊きを平らげた3人が事情を説明すると、センシは「レッドドラゴンを調理するのは長年の夢だった」と言い、冒険に同行することとなります。
かくして地下迷宮、魔物食の旅がスタートします。
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とらえたモンスター
第1巻では、地下1階から地下2階を探索します。
地下1階
もともと村の地下墓地で、人の出入りがあったこともあり、冒険者たちの休憩場所のような状態でかなり賑わっています。
それでも地下深くへの侵入を拒むようにモンスターは存在します。
歩き茸
体長50cmほどありそうなキノコ。
名前の通り足が生えており移動する。
様々な種類がある。
大サソリ
尾の長さを入れると1m以上ありそうなサソリ。
尾の毒も恐いがハサミが強力で要注意。
スライム
小型の鍋1杯分ほどのゲル状のモンスター。
獲物の吐く息に反応して襲ってくる。
呼吸器を塞がれて消化される。
地下2階
地下深くに眠る黄金城の尖塔部分と言われています。
陽は差さないのに植物が生い茂り、足元も不安定で歩きにくい道が続きます。
バラセリア
蜘蛛の糸のような粘液を張り、触れたものに反応して蔓を伸ばして獲物を引き寄せ、堆肥とする。
シャドーテール
獲物の皮下に種を植え付ける。
獲物を生かしておく必要があるため、蔓の締め付けは死んでしまうほどには強くない。
ミアオーク
小さな獲物を餌にして大型の獲物をおびき寄せ捕食する。
バジリスク
頭が蛇、尾が鶏の魔物。
ケヅメと牙に猛毒がある。
卵は蛇のものに似ている。
マンドレイク
土の中にある根の部分を引き抜くと悲鳴をあげる。
悲鳴を聞いた者は精神に異常をきたし、酷いと死亡する。
別名マンドラゴラともいい、実際に存在するナス科の植物がモデル。
実在のマンドレイクは根に神経毒がある。
大コウモリ
生態は実在のコウモリと同じようだが、成人が乗って飛べるくらい大きい。
動く鎧
貝のような軟体動物で鎧に似た殻をつけて寄り集まっている。
役割分担をして統制をとっているようで、頭部を取ると方向や音が分からなくなる。
お料理紹介
第1巻で登場した魔物食メニューと素材に使ったモンスターをご紹介します。
水炊き
大サソリ
歩き茸
スライム
タルト
スライム
バラセリア
ミアオーク
ローストバジリスク
バジリスク
オムレツ
バジリスク
バジリスクの卵
マンドレイク
かき揚げ
大コウモリ
マンドレイク
バジリスクの卵
動く鎧コース(炒め物、蒸し焼き、殻焼き、スープ)
動く鎧
モンスターの他に、地下に生える藻などの植物、薬草などを材料として使っています。
漫画の中では細かい材料と分量、栄養価も表示してあって、ものすごく本物っぽいです。
そして美味しそう!(笑)
2巻はさらに地下へ潜っていきます。
モンスターも植物も変わってきます。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!