物語を追いかけて

映画、ドラマ、小説のストーリー、感想、小ネタを紹介します。

*

映画オデッセイ原作は?あらすじと衝撃のラストとは?結末をネタバレ公開!

      2016/09/09

日本上映開始から1週間でランキング1位になった注目の映画「オデッセイ」を観に行ってきました!
あらすじ、見どころ、感想をご紹介します。
※ネタバレあり。これから観ようと思っている方はご注意下さい。

映画あらすじ(ネタバレ注意!)

映画はワトニー他5名のクルーが火星で探査活動をしている場面から始まります。
赤というか、オレンジ色の砂漠が広がる中で冗談を言い合いながら活動するクルーたちでしたが、予め予報されていたよりも大きな嵐が近づいていることを知ります。
火星ではちょくちょく砂嵐が起こっているようですが、その風速は にもなる怖ろしいもの。
火星軌道上を航行している母船・ヘルメスへ戻るための上昇機MAVが強風で倒れそうになる中、キャプテン は探査活動中止を決めますが、屋外で活動中だったワトニーは強風で折れた通信用アンテナもろとも吹き飛ばされてしまいます。
ワトニーは気を失い、通信も出来ず砂嵐に阻まれて赤外線探知も不能の状態。
他のクルーも危険にさらされている中、キャプテンはワトニー死亡と見なし火星を飛び立ってしまいます。

ワトニー

出典:20世紀フォックス映画

嵐がおさまった時、赤い砂に半分埋もれたワトニーのスーツから危険信号が鳴っていました。
アンテナの一部が腹部に刺さった状態で気を失っていたワトニーでしたが、刺さった破片と固まった血液が空気の漏れを抑えていたのでした。
クルーが火星で31日間を過ごすはずだった居住ポッド「ハブ」へ戻ったワトニーは、傷の手当をして、今後のことを考えます。

次の探査艇が火星に到着するまで4年間、ハブが正常に使えると仮定しても食料は31日×6人分しかありません。
植物学者であるワトニーは、復活祭用の特別食・生のじゃがいもを育てることを考えます。
バクテリアのいない、水分もない火星の土をハブの中に運び込み、排泄物と水を加えて土づくりをして、じゃがいもを植え付けます。
イオン燃料から水を作ることにも成功し、小さな芽を出したじゃがいもはハブの中で順調に育っていました。

オデッセイ・ワトニー

出典:20世紀フォックス映画

火星探査計画・通称アレス計画の責任者であるビンセントは、ワトニーの死によって4年後に控えていたアレス計画4の決行が危ぶまれる中、NASA長官・テディに「遺体回収を名目にすれば費用が出るのではないか」と提案します。
通信衛星でアレス3のクルーの着陸した地点を確認したビンセントは、ソーラーパネルの砂がきれいに払われていることや、探査用のローバーが移動していることから、ワトニーの生存を確信します。

しかしどんなにワトニーが頑張っても、アレス4まで食料が持たないことは明白でした。
物資だけでも届けられないか。
ワトニーの食料が尽きる前に支援物資を積んだ無人宇宙船を届けるべく、NASA開発スタッフの不眠不休のチャレンジが始まります。

ビンセントはワトニーと通信する手段はないか模索し、ワトニーもまた、NASAとの通信手段を探していました。

ワトニーは過去に火星探査に来たチームが残していった通信機を掘り起こしに行きます。
衛星でワトニーの行動を見ていたビンセントは、移動経路から彼の考えに気付き、ワトニーとの通信に成功します。

物資を送る計画が順調に進み、希望が見えてきたと思った矢先、ハブが事故で破裂。
順調に育っていたじゃがいもも、土の中のバクテリアも死滅してしまいます。
テディは物資を積んだ宇宙船の発射を少しでも早めるため点検を省くよう指示し予定は早まりますが、宇宙船は発射後大気圏内で爆発してしまいます。

オデッセイ・ワトニー

出典:20世紀フォックス映画

絶望的な空気の中、ジェット推進研究所の軌道動力学者であるパーネルが、地球へ帰還途中のヘルメスに追加物資を持たせて、再び火星に向かわせるという提案をします。

テディは無事に期間中の5名のクルーまで危険に晒す、と反対し、ヘルメスのクルーには伝えるなと言いますが、フライト・ディレクターのミッチはパーネルの計画をこっそりクルーに送信します。

5名のクルーたちは全員一致でその案に賛成し、NASAの司令を無視し軌道を変更します。
ヘルメスへの物資供給に協力したのは中国の宇宙センターでした。
世界中が見守る中、無事物資を受け取ったヘルメスは火星へ向かいます。

一方ワトニーは食料を切り詰め、マッチョだった体は痩せ細り、歯もぼろぼろでした。
ヘルメスは発射用燃料を積んでいないため、火星へ着陸することはできません。
NASAはアレス4用のMAVでワトニーを宇宙へ打ち上げる案を出します。ワトニーは天蓋も窓も取り払い極限まで軽くしたMAVに宇宙服を着用して乗り込みます。

宇宙空間に出たワトニーはヘルメスとの距離が離れすぎていましたが、ヘルメス側は機体の一部を爆破してワトニーへ近づき、ワトニーもまた自らの宇宙服に穴をあけて、宇宙空間で出迎えたキャプテン・ルイスに無事確保されました。

スポンサーリンク

ここが見どころ!

ポジティブ・ワトニー
ツイッターでもWEB評価でも言われていますが、とにかくワトニーがポジティブ!
問題を一つずつ解決していけば帰れる!と決して諦めません。
それでいて悲壮感がない。
NASAとの通信に成功した時も、ヘルメスのクルーたちと通信した時も、泣き言は言いません。ジョークを飛ばしまくります。
宇宙飛行士になれる人の素質の一つとして、トラブルに動じない精神力が挙げられますが、いや動じなさすぎですよホント。

火星って…
もちろん本物の火星の風景ではないのですが、一面の赤い砂漠とさえぎるもののない太陽の光が、ものすごく美しいのです。
実際を想像すれば、過酷という言葉では表せない死の大地のはずなのですが、広大で美しかったです。
ちなみに、過去に無人の探査車が撮影した火星の映像が使われているシーンもあるそうです!生きている間に肉眼で見ることはないと思いますが、夢が膨らむ映像でした。

この宇宙船って…
アレス計画で使われる有人宇宙船ヘルメスの内部、どこかで見たような…と思ったら、あの有名な映画に登場した宇宙船「ディスカバリー」によく似ています。
それもそのはず。
公式パンフレットの記載によれば、最新技術を駆使し、スタンリー・キューブリックの伝説的SF作品「2001年宇宙の旅」へのリスペクトをこめてデザインしたことが分かります。

オデッセイ・ヘルメス

出典:20世紀フォックス映画

宇宙空間でのサイズ
広大というか、果てしない宇宙の中で、人間1人分サイズのものを見つけるとか捕まえるとか、頭で想像するとそれこそ「砂漠でダイヤの粒を見つける」感覚なのですが…。
そこはやはり計算と科学の力なんですね。
中国から打ち上げられた補給物資のポットの接続部位は直径わずか2mほどなのですが、それをヘルメスにドッキングさせる時や、ワトニーを宇宙空間で「捕まえる」シーンとか、もう本当に感動的でした。

宇宙開発に国境はない!
中国は極秘に宇宙開発をしており、ワトニー救出の手段を持っているということは他国には知られていませんでした。
しかし、ワトニーのことを知った中国の宇宙センターが救出に協力を申し出たことで可能性は広がりました。
宇宙開発という壮大な目的の前には国境もなくなるのかもしれない、という希望の物語でもありました。

原作と違う!?

原作小説は映画よりもシビアな場面が細かく描かれています。
映画では難なくこなしているように見えたローバーでの移動は、火星の起伏の激しい地形に悩まされ、NASAと通信していたパスファインダーの電源が、酸化してダメになってしまったり。
ワトニーを助けるために帰還が延びたヘルメスクルーと家族とのやりとりも、映画より細かく描かれていたりします。

大筋は同じですが、映画を観た後で小説を読んでも十二分に楽しめます。

オデッセイは笑いあり、涙あり、ラストに大きな感動もありの、NASAイチオシ(!?)素晴らしい冒険映画です。
上映期間中に映画館へ行く機会があればぜひ、劇場で観ていただきたい映画でした!

関連記事
映画オデッセイ上映期間いつまで?吹き替えの情報と3Dの口コミ評価!
映画オデッセイ意味は?音楽の評価!3Dで観るべき火星版DASH村

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!

スポンサーリンク

 - ◆映画◆, , , , , ,