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怪盗山猫原作・3作目の結末ネタバレ!細田再び!?登場人物は違う?

      2016/09/09

人気ドラマ怪盗山猫の原作小説の3作目「鼠たちの宴」を読んでみました。
今作は短編集なのですが、メインキャラクターの魅力がたくさん詰まっています!
ドラマ第1話で早々と射殺されてしまった細田も元気に活躍中です。

主要登場人物紹介

原作での主要な登場人物をご紹介します。ドラマと共通のキャラクターも多いですが、ドラマとは少しずつ設定が違っています。

山猫
天才怪盗。悪事をはたらく企業をターゲットに大金を盗みその悪事を暴く。
調子っぱずれの歌とお面がトレードマーク!?

勝村英男
雑誌記者。記事にするため山猫を追い始めるが、次第に深く関わるように。
優れた記憶力と観察力をもっている。
霧島さくらの大学時代の後輩。(ドラマでは勝村のほうが先輩)

霧島さくら
刑事。殺人事件をきっかけに山猫担当刑事になる。姉御肌で勝ち気な性格。
勝村の大学時代の先輩。
(ドラマでは、父を山猫に殺されたと思っており、勝村の後輩になっている)

関本省吾
刑事。さくらの上司であり、刑事だったさくらの父の同僚。
山猫担当刑事で、山猫に執着している。

犬井
特捜(特別捜査班)刑事。目的のためには手段を選ばず、一匹狼で凶暴。「狂犬」と呼ばれている。

宝生里佳子
山猫の仲間。
表向きは小さなジュエリーショップの店長、裏では山猫を手伝い、盗聴器や手錠などを調達している。元刑事で荒事もこなせる。
神がかり的なプロポーションと美貌の持ち主。

細田
敏腕ハッカー。
プライドはあるが信念はない。山猫のことが嫌い。
かわいい女の子とお金に弱い。かなり太っている。

※高杉真央
ドラマでは主要キャラですが、原作では2作目に「高杉真生」という男子中学生として登場し、3作目には登場しません。

※藤堂健一郎
ドラマでは主要キャラですが、原作では2作目の悪役として登場し、山猫たちに正体を暴かれて逮捕されています。

※赤松杏里
ドラマ第3話でチラリと登場する謎の女性ですが、原作では同名の女性が2作目に登場し、すぐに殺害されてしまいます。

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各話あらすじ

原作3作目は以下4つの短編をおさめた短編集です。
各話のあらすじをご紹介します。
※「怪盗探偵山猫 鼠たちの宴」のネタバレを含みます。これから読もうと思っている方はご注意下さい。

第1話 鼠の巣窟
第2話 鼠の経典
第3話 鼠のバラード
第4話 袋の鼠

※タイトルをクリックすると各話のあらすじにジャンプします。

第1話 鼠の巣窟

鍵

出典:写真素材足成

勝村が書いた雑誌の記事をきっかけに、AV女優だった姉・裕美子の自殺に疑問をもった女性・柊あゆみは、バー・ストレイキャットで勝村に手がかりはないかと相談をもちかけます。
勝村は、情報があるわけではなく、読者に受けるように書いただけと言い、あゆみは怒って自力で手がかりを探し始めます。
あゆみの手元に残っていたのは、姉が死の直前に届けに来たカギ1つでした。

手がかりを探していたあゆみは2人組の男に襲われ、カギの入手方法とどこのカギかを言わなければ殺すと脅されます。
あゆみは男たちに連れ込まれた場所が、姉の自殺したホテルだと気付き、男たちが姉を殺したことを悟ります。

恐怖に怯えるあゆみの元に勝村が救出にやってきます。
あゆみは一人逃げ切りますが、勝村は捕まってしまいます。
あゆみの逃走を助けた軽トラックの運転手、バー・ストレイキャットのマスターはあゆみに、タレント事務所が詐欺のような手口で裕美子をAV女優にさせたこと、裕美子が契約を破棄させるために事務所の手口を暴く証拠を掴んだことを話します。

マスターは勝村を救出し、裕美子の姉が遺したというロッカーの中身=裕美子のバッグをあゆみに渡します。

第2話 鼠の経典

月

出典:写真素材足成

他人の過去と現在を見る「天眼」の力を得たという家長大善
大善を教祖とした「天眼の会」へ取材を申し入れた勝村は、「天眼の間」で自分の過去を言い当てられ、大善の「天眼」を本物として記事にすると言います。

大善は会の経理やコンサルを担当する里村と元看護師で秘書の菜穂子のサポートで、自らの特別な才能を人助けに使うことができると考えていました。

後日、もう一度「天眼」を検証させてほしいと言ってきた勝村を快く迎える大善。
前回と同様に「天眼の間」で勝村の書いた文字を当てようとしますが、2度やって、2度とも外します
勝村は「大善の天眼は偽物だ」と断定し「天才窃盗犯が天眼の会の金庫を空にする」と予言までして立ち去ります。
動揺した大善は信頼する菜穂子と里村に「天眼は偽物か」と問いかけます。
当然本物だと答えてくれると思っていた2人から「天眼は偽物だ」と言われます。

里村と菜穂子は、カルト教団「天眼の会」を利用して信者から金を巻き上げていたのですが、大善は現実と妄想の境目が分からなくなってしまったのでした。
大善は、菜穂子と里村が自分を妬んでいるという思い込みのもと、2人を殺害しようとします。

そこへ山猫が登場し、大善は気絶させられます。
大善が再び目を開けた時、里村と菜穂子はロープで縛られており、残されたカードには山猫からのメッセージが書かれていました。
「金庫の中身はいただいた、お前はただの人だ」

後日、警察から事情聴取された勝村は、天眼の会へ取材に行ったことも、家長大善に会ったこともないと話します。
事実、勝村は取材には行っていませんでした。
事情聴取されたことで、勝村には山猫が自分の名を騙ったことがわかります。

第3話 鼠のバラード

マイク

出典:写真素材足成

山猫の仲間でジュエリーショップの店長をしている里佳子は、馴染みの客であるミカから相談を持ちかけられました。
ミカはインディーズバンド・ノラのギタリスト兼ボーカリストでした。
里佳子、勝村、マスターの3人はミカから、ノラのリーダー・琢磨と連絡が取れないという話を聞きます。

責任感が強く、音楽活動には厳しかった琢磨が、大切なライブのリハーサルにも出て来ていないと知って、ノラを贔屓にしている里佳子が率先して捜索し始めます。

ミカと共に細田を尋ねた里佳子は、そのセクシーなしぐさと甘い言葉で細田から必要な情報を聞き出します。
見かけによらぬ滑らかな手つきでパソコンを操作し、携帯番号1つから通信記録、通話履歴などをさくさく割り出す細田、腕は確かなようです。

細田が琢磨の携帯の発信履歴から割り出した位置に、現在は使われていないスタジオがあると思い当たったミカは、里佳子とマスターと共にスタジオのあった場所へ向かいます。

そこには暴行を受けてぐったりしている琢磨がいました。その場にいた2人の男は、琢磨が振り込め詐欺のバイトをしており、その金を盗んだと言います。
男たちはミカにも暴力を振るいますが、里佳子とマスターに気絶させられます。

琢磨は、詐欺集団から金を盗み、プロデューサーの原口に渡したことを認めます。
勝村は原口が、会社の金を使い込んで業界にいられなくなったこと、若いインディーズバンドに声をかけては、デビューさせてやると嘘をついて大金を巻き上げていることを琢磨に話します。

罪を犯した事を認め、けじめをつけてやり直したいという琢磨の姿に、山猫、里佳子、勝村は協力して、原口から金を取り戻します。
戻った金を返すため詐欺団体に乗り込んだ琢磨とミカでしたが、再び暴行を受けそうになった時、お面を被った男が登場、詐欺集団の金を盗んだ上で、警察を呼び入れます。

第4話 袋の鼠

ネズミ

出典:写真素材足成

特捜の犬井はタレ込み屋の高橋から山猫の情報を聞き、捜査を開始します。
山猫は白石という窃盗犯の弟子だったという情報から、病院で死の床にある白石を尋ねた犬井は、白石が語る山猫の過去を聞きます。
両親が借金苦から無理心中を図り、仕事に詰まって窃盗を教えてくれとやってきたという話を聞き、犬井は居所を教えろと迫りますが、白石は知らないと言います。
しかし山猫から届いたという手紙の中には「天野義喜」という署名がありました。

犬井はさくらに「天野義喜」について調べるよう言い、自分は勝村に情報を聞きます。
勝村は山猫の顔も居場所も、自分が見たものは本物かどうか分からないと言いますが、「天野義喜」という名前についてだけ、以前山猫の免許証で見たかもしれないと言います。

さくらの情報から、天野は以前白石と組んで窃盗を行っていたが、何度か逮捕歴があり現在は足を洗ってバーを経営していると分かります。
犬井はそのバーへ行き天野本人を見つけますが、天野は犬井が警察だと分かると窓から飛び降りて逃走します。

天野が交番から拳銃を盗んでいたこと、天野のが芸能事務所・Kフィーバーのタレントと無理心中をしたこと、その死に不審点があることを知って、犬井はKフィーバーの社長を追います。

天野がKフィーバー社長宅に忍び込んで襲うことを読んで、犬井も事務所に入り込みますが、現れた男・天野は山猫ではありませんでした。
犬井は山猫を捕えることはできず、結果的に天野の殺人を止めることになりました。

犬井は白石に始まる山猫一味が警察を巻き込んで天野を止めるために動いたと推理します。
後日、警察官舎内の犬井の部屋には、ジャックダニエルと山猫のからのお礼カードが…。

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まとめ的感想

原作では女子高生ハッカー・高杉真央が登場しない代わりに、記者の勝村山猫のコンビがだんだん息の合った行動をし始めています。
2作目で山猫本人は、自分は正義の味方ではない、犯罪者で小悪党だと言っていますが、なんだかんだ人助けをしたり、人を苦しめる組織から窃盗をはたらいているところが面白いです。
勝村もそんな山猫だからこそ、居場所を知っていながら警察につきだしたりしないで、時々協力したり、助けを求めたりしながら微妙な距離感で付き合っているんでしょうね。

おまけ・新刊発売予定!

原作者・神永学さんの公式ブログより、新刊情報を確認しました!

新刊出版予定は2016年2月下旬

掲載作品は、野性時代に掲載された「怪盗探偵山猫 羊の叛逆」と「怪盗探偵山猫 羊の血統」の2作に、書き下ろし1作品を加えた3作の予定だそうです。
ドラマとはまた違う展開の原作山猫、続編が楽しみです!

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最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!

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