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芥川賞2016年上半期の候補作、あらすじは?第155回受賞作を予想!

      2016/09/09

6月20日、2016年上半期の芥川・直木賞の候補作が発表されました。
芥川賞候補5作品について調べてみました。

※2016年7月19日(火) 第155回芥川賞受賞作は
『コンビニ人間』(村田沙耶香さん)に決定しました!

『コンビニ人間』

文學界6月号

※「文學界」6月号掲載

村田沙耶香(むらた・さやか)

1979年生まれ 千葉県出身
小説・エッセイを書く作家さん。

デビュー作は「授乳」。

今作で初めて芥川賞候補となりました。

受賞歴
第46回群像新人文学賞優秀賞(2003)
第31回野間文芸新人賞(2009)
第26回三島由紀夫賞(2013)

あらすじ

コンビニ店員としての時間だけが、私を「正常」にする。
人間の本質に切り込む衝撃作。

「ふつう」ではない、かなり変わった感覚の持ち主である主人公が、コンビニ店員になることで「ふつう」に見える生き方を選択するという物語。

『美しい距離』

文學界3月号

※「文學界」3月号掲載

山崎ナオコーラ(やまざき・なおこーら)

1978年 福岡県生まれ
現代小説を書く作家さん。

デビュー作は「人のセックスを笑うな」。

これまでに「人のセックスを笑うな」「カツラ美容室別室」「手」「ニキの屈辱」の4作が芥川賞候補となっています。

受賞歴
第41回文藝賞(2004)

あらすじ

がんで入院している妻と、見守る夫の日々。
当事者の視点で心情を丁寧に綴った作品です。

『ジニのパズル』

群像6月号

※「群像」6月号掲載

崔実(ちぇ・しる)

1985年生まれ

今作「ジニのパズル」がデビュー作であり、初めて芥川賞候補となりました。

受賞歴
第59回群像新人文学賞(2016)

あらすじ

アメリカ・オレゴン州の高校に通う少女・ジニは、中学生の頃、日本で朝鮮人学校へ通っていた。
日本の小学校に通い朝鮮語が話せないジニには居場所がなかった。
そんな中学生の夏休みに、北朝鮮からミサイルが発射された。

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『短冊流し』

新潮1月号

※「新潮」1月号掲載

高橋弘希(たかはし・ひろき)

1979年生まれ 青森県出身
ロックミュージシャンでもある作家さん。

デビュー作は「指の骨」。

これまでに「指の骨」「朝顔の日」で芥川賞候補となっています。

受賞歴
第46回新潮新人賞(2014)

あらすじ

妻と別居中の主人公は、ある朝いっしょに暮らす娘の異変に気付きます。
娘の脳に何が起きたのか。親と子の絆の行方。

『あひる』

たべるのがおそい

※「たべるのがおそい」vol.1掲載

今村夏子(いまむら・なつこ)

1980年 広島県生まれ
現代小説を書く作家さん。今作を書くまでしばらく半引退状態だったそうです。

デビュー作は「あたらしい娘(後に「こちらあみ子」と改題)」。

今作で初めて芥川賞候補となりました。

受賞歴
太宰治賞(2010)
三島由紀夫賞(2011)

あらすじ

(確認中です)

選考はいつ?

選考会は7月19日(火)に、東京都築地の料亭・新喜楽にて開かれます。
候補となった5作はどれも素晴らしい作品ですが、やはり受賞する作品が気になりますね!

個人的な予想…

内容が確認できていない作品もあり、予想は難しいのですが、前回作・前々回作などを見てみると、モチーフは強烈でないものの、淡々と丁寧に心情や関係を描いたものが受賞作となっているように思います。

今回の候補作では個人的に「美しい距離」について、共感し深く静かに読めたように感じました。

7月19日に受賞作が発表されましたら、こちらのブログでも詳しく紹介していきたいと思います。

■第155回直木賞候補作

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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