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ポーの一族の続編!新作「春の夢」Vol.1のあらすじ、ネタバレと感想

      2016/11/07

約1か月前に告知が出てすぐに書店に予約していた月間フラワーズ7月号が届きました!
お目当てはもちろん「ポーの一族」の続編・新作「春の夢」です。
早速読んでみましたので、あらすじと感想を。
※月刊フラワーズ2016年7月号掲載の本編のネタバレを含みます。

あらすじ

1944年。
戦火が拡大する中、イギリス郊外へと逃れてきたエドガーとアランは、はぐれた小鳥のような心細い目をした少女ブランカに出会います。

ブランカとは対照的に天真爛漫な弟のノアと共に伯父の家で暮らすブランカと、彼女に興味をもつエドガー。

少女には何か深い事情がありそうですが…。

おもな登場人物

エドガー

エドガー

出典:小学館

時を超えて生きる”ポーの一族”。
ポーの大老の血を継ぎ14歳で時を止めた。

アラン

アラン

出典:小学館

エドガーの友人で、その血を受けて”ポーの一族”になった。
エドガーとともに旅をしている。

ブランカ

ブランカ

出典:小学館

伯父であるダン・オットマーのもとで弟を守り暮らす少女。
16歳。

ノア

ノア

出典:小学館

ブランカの弟で天真爛漫な11歳。年齢よりも幼い様子。
音楽の才能がある。

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ネタバレ

1944年1月。

エドガーとアランは戦火を逃れてイギリスはウェールズ地方のアングルシー島にいた。

戦争で国内が騒然とする中、アランは生気をなくし眠る時間が増えていた。

住まいを整えている時、エドガーはどこか心細い目をした少女ブランカに出会い心惹かれる。

地元の人間はブランカたち姉弟を適正国民(ドイツ人)だと言い、近づくなと警告する。

ある日、シューベルトのレコードを聴いていたエドガーたちのもとへ、ブランカの弟ノアが迷い込んでくる。

ノアをきっかけに、エドガーとアランはブランカの伯父ダン・オットマーの屋敷に招かれ、姉弟がドイツのハンブルグから伯父を頼りイギリスへやってきたことを知る。

病身のオットマーの容態が悪化する中、不安を抱きつつ弟を守り気丈にふるまうブランカは、いとこに頼まれた花を摘むうち、エドガーたちの家から流れるシューベルトの曲を聞いてしまう。

生まれ育ったドイツの言葉、歌を封じ込め、”憎むべき敵国の音楽を流さないで”と言うブランカ。

エドガーは”ノアがうちを自分の家と錯覚したのは、昔聴いた曲が流れていたからだ”と言う。

かつて愛したドイツの歌を一緒に歌うことで、ブランカは両親との幸せな時間を思い出し泣き出す。

張り詰めていた気持ちが解け倒れこむブランカを、エドガーは部屋に招いて休ませ、その生い立ちを聞く。

ブランカの父はユダヤ人だった。

放火されたシナゴーグ

出典:Wikipedia

1938年11月9日夜~10日未明。
水晶の夜(クリスタルナハト)と呼ばれる反ユダヤ主義の暴動で、父の楽器工房は破壊され、幸せな暮らしは一変。

両親とともにオランダまで逃げたブランカとノアは、その後両親のもとを離れ伯父を頼って2人でイギリスへやってきたのだった。

戦争が終われば、また両親とともにハンブルグで暮らせると慰めるエドガーに、ブランカは怒りをこめてドイツには帰らないと言う。

泣かないように、弱音を吐かないようにと抑えていた感情を吐き出したことでエドガーに心を開くブランカ。

エドガーもまた、ブランカに心を寄せるようになっていた。

感想

相変わらず美しく魅力的なキャラクターがぞろぞろ登場します。

エドガーは過去作品に比べて目が大きくなったような感じがしました。
強い眼差しにクラクラします。

個人的には奔放で幼いアランも好きなのですが、今作Vol.1ではあまり出番がありませんでした。
ブランカを口説いているエドガーに何か言いたそうにしていますが、エナジーが足りないようでベッドにいる時間が長くなってしまっています。

ところで、過去作では長期間人間からエナジーをもらえない場合に、一族はバラのエキスを代用品としていました。
今作では屋敷の周辺にも家の中にもバラがありませんでしたが、大丈夫なのかな。

エドガーは1740年生まれなのでこの作品時点で御年200歳を超えています。
なので、ブランカが生まれる前に起きた第一次世界大戦のこともリアルに経験して知っています。

ブランカは自分より年上のようなエドガーの話しぶりにちょっと驚いていますが、事実を知ったらひっくり返りそうです。

ちなみにアランは1865年生まれで、この時79歳。まだ普通の人間でもありそうな年齢ですが…。

続きは?

今作は、ポーの一族「春の夢Vol.1」となっており、続編があります。

続編は今冬登場となっていました。

まだ何月号に掲載されるかは不明です。
判明次第こちらでもお知らせしたいと思います。

月間フラワーズ入手できる?

月刊フラワーズ2016年7月号

出典:Amazon.co.jp

今作が掲載されている月間フラワーズ2016年7月号は5/28発売でしたが、現在もネットや書店で入手できるのでしょうか。

通販購入サイトと店頭へ確認してみました。

※異例の重版!
■異例!月刊フラワーズ2016年7月号重版分はいつから、どこで買える?

ネット

5/30時点、Amazon、楽天では共に新品は注文不可となっています。

Amazonの出品者からの商品は、5/30時点で1480円程度~となっています。
通常価格は590円(税込)なので、かなりつり上がってますね…。

楽天でのショップ商品は新品未開封で1980円(送料別)というものがありました。
在庫希少だそうです。

書店

ワタクシの自宅近隣の書店に確認したところ、店頭在庫なし、出版社への追加発注もできない状況とのことです。

望みは薄そうですが、一度、近隣の書店さんに店頭に在庫が残っていないか問い合わせをされてみては。

・・・

ポーの一族の続編が掲載されるというので、これを機会に「月刊フラワーズ」を6月号から購入して読んでいるのですが、SFあり時代物ありといろいろ楽しめる漫画雑誌であることを改めて確認しました!

「春の夢」のVol.2は2017年1月28日発売予定の月間フラワーズ3月号に掲載予定です。
公式サイトにて、以降連載となる旨の発表がありました。

■ポーの一族、過去作のあらすじ
■ポーの一族復刻版限定BOXとイベントについて
■萩尾望都先生がNHKの「漫勉」に登場!
■ポーの一族を原案としたドラマ「ストレンジャー」について

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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