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フラジャイルドラマ最終回ネタバレ・感想!松井玲奈は下手じゃない!演技に泣いた

      2016/09/09

フラジャイル第10話、最終回を迎えてしまいました。
100%の診断と「絶対」の自信、岸先生に会えなくなると思うと辛いです…。
命ってなんだ?医者って、薬ってなんだ!?
考えさせてくれる最終回の、あらすじとネタバレです。

今回のあらすじ

患者の松田本人、宮崎、そしてアミノ製薬の火箱から、それぞれの想いで新薬の治験へ協力を依頼された岸は、意外にもあっさりと承諾。

松田は治験を開始することになり、火箱はAM105を持って被験者である松田の病室を訪れます。

岸は新薬治験の協力を承諾したものの、症例報告書を詳しく確認していました。
新薬によって癌が消えたとされている患者が、退院後一度も受診していないことに気付いた岸は、その患者が森井の新しい勤め先・新東京医療センターであると知り、森井に情報を教えてくれと頼みます。

中熊からもアミノ製薬の良くない噂を聞いた岸は、症例報告書の改ざんを疑いますが、火箱は否定します。
森井に確認した患者の症例を伝えると、火箱は部長の間瀬に真相を確認します。

★公式サイトで最終回無料公開!
※無料配信期間は2016年03月23日 20時59分まで

ネタバレ

中熊が聞いたある病院での治験例は、アミノ製薬の別の新薬でよくないデータばかりが出たと言います。
中熊は疑います。
「ほんの一部の機関だけに悪い結果が集まることがあるか?」

森井からも連絡があり、薬の効果の根拠である膵臓腫瘍の症例について、患者が退院直後に死亡していることがわかりました。

岸は、僕の名前が残る試験に変なことはさせられない、と火箱に疑問をぶつけます。
火箱は、膵臓腫瘍が消えたという患者が死亡したことを知りませんでした。

膵臓の腫瘍が完全になくなった奇跡的な症例が一転。
急性膵炎による多臓器不全で死亡したという最高重篤度の症例が、改ざんされた可能性を知った火箱は、副作用の解決方法が見つかるまで治験を中断するよう松田を説得します。

小出恵介 松井玲奈

出典:Fuji Television

しかし松田はAM105を止めて副作用が解決するまで待つ時間はない、と拒否します。

部長の間瀬に確認し、患者死亡も症例報告書の改ざんも事実であることを確信した火箱は岸に、松田が治験中断するよう説得するか、症例報告書を改ざんしてほしいと頼みます。

岸は、患者は副作用も死亡の可能性も納得ずくで治験に参加している、と言います。
しかしその決断を下すためのデータが間違っていたとしたら…?
問いかけられて火箱は為す術がありませんでした。

松田は膵臓腫瘍が小さくなった代わりに、膵臓機能が低下、膵炎が悪化し、今後7日間の死亡率が2割という危険な状態でした。
そんな話をしているところへアミノ製薬の間瀬が現れ、岸に頼みがあると言います。

高嶋政宏

出典:Fuji Television

間瀬の頼みとは、以下の3つでした。

  • 松田が死んだら剖検をさせてくれるよう遺族を説得
  • 膵臓の標本をアミノ製薬に寄贈
  • 症例報告書の改ざん

岸は、剖検と標本提供は承諾しますが、報告書の改ざんは頑として受け入れません。
間瀬は松田をAM105の治験対象から外すと言います。

まもなく松田が死亡。宮崎は岸に剖検をやらせてくれと頼みます。
涙をこらえて丁寧に剖検をおこなう宮崎を見守る岸の表情は複雑です。

長瀬智也

出典:Fuji Television

中熊教授が講演を行うことになっている、がん治療の臨床症例検討会会場に宮崎、森井、細木が参加しています。
講演で壇上に上がるはずだった中熊の代わりにマイクの前に立ったのは岸でした。

岸はアミノ製薬のデータ隠蔽を暴露し、製薬会社のやり方を癌になぞらえて糾弾しました。

そんな岸の姿を見て、人の命を救うために100%の仕事がしたいと気付いた森井。
岸も森井に、戻ってきてくれないかと言いました。

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私的注目ポイント!

火箱が閉じ込めた想い
火箱は高校生の頃、大好きだった兄を肺がんで亡くしています。
兄を思い出さないようにしていたから、10代の頃の記憶がほとんどない、と語りました。

人はあまりにも辛い、悲しい気持ちが強いと、その気持ちを押し殺して見ないようにしてしまうようです。
心のバランスを取るための非常手段なんですね。

雨に濡れてびしょびしょの姿を構いもせず、涙ながらに語る火箱を熱演した松井玲奈さんに、泣かされました…。

登場したばかりの時は、なんか微妙だなーと思っていたのですが、つかみどころのない火箱から、怒りや哀しみを表現する火箱になるにつれて、演技もすごく良くなったんじゃないかと思います!

松井玲奈

出典:Fuji Television

間瀬の鬼畜加減がすごい
高嶋政宏さん演じるアミノ製薬の部長・間瀬の非人道的な言動がすごかった!

AM105に惚れ込み、純粋に信じていた火箱さんに問いつめられた間瀬の言葉が憎たらしい。
「どうして不利な情報をわざわざ?」
「この患者の顛末は症例報告書から削らせた」

しかも症例報告書の改ざんを医者に断られたので、砂ケシ使って手作業で消した…ってめっちゃ確信犯やん!?
理論武装+感情論が通じないので、宮崎先生も「キィーー!」って感じでしたね。

宮崎先生の、涙をこらえて松田の剖検をする姿、症例報告会に姿を見せた時の静かな怒りの表情で、間瀬の冷酷さが際立ちました。
殴りたい、その笑顔。

長瀬智也 高嶋政宏

出典:Fuji Television

お花咲いてないけど…
松田さんと火箱さんの、最初で最後の「お花見デート」。
宮崎先生が松田さんと火箱さんとお花見しようね!と言ってましたが、松田さんの希望で火箱さんとのデートになりました。
末期がんから膵炎、しかも重篤一歩手前と判っている患者さんを外出させるなんて、医者なら絶対許可しないでしょう。

だけど松田さんは、最後に自分の我が儘を通すことにしたと言って、副作用のせいで痛む腰を押さえながら笑顔で火箱さんに別れを告げます。

病院で使える限りの薬を使われてベッドの上でじっとしているのと、死んでもいいと我が儘を通すのと…。
どちらかしか選べないとしたら、どっちを選ぶでしょう…?

松田さんの乗ったタクシーを見送る火箱さん、本当に辛そうで見ていて苦しかったです…。

ありがとうございました!
フラジャイルに出会って、これまで知らなかった病理診断という部門の仕事や、信念をもって仕事をしている人たちの存在を知ることができました。

医療すなわち人に関わる様々な問題も見せていただきました。

どんな問題も、まずは知ることから…と思います。
この物語に出会えてよかった。
関係者の皆様に感謝!ありがとうございました!

おまけ

前回の第9話で、細木の患者は卵巣がん全身転移による多臓器不全で亡くなりました。
この患者もアミノ製薬の新薬で治験をやっていました。

最終回の今回で、アミノ製薬がデータ改ざんをやっていた新薬はAM105だけではなかったことが判明しました。
細木の患者も、アミノ製薬の被害者だったんですね…。

おまけ2

森井くん役の野村周平さんの頬がこけてえらいことに…。
体調でも崩されていたんでしょうか?

ドラマの中では、転職先の病院でも5人分働いていると言われていたので、役作りだったのかな?

野村周平

出典:Fuji Television

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フラジャイルまとめ

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!

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