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のぞきめ板野友美初主演映画の公開日と上映期間は?原作のあらすじとネタバレ

      2016/09/09

元AKB48の板野友美さんの初主演作となる映画「のぞきめ」の公開が待ち遠しいワタクシです。
映画の公開日や上映期間はいつまでかという情報に加え、原作小説のネタバレと感想をご報告します。

映画「のぞきめ」に注目

のぞきめ

出典:「のぞきめ」製作委員会

原作はミステリー・ホラー作家の三津田信三さんの同名小説です。

「最後まで読まなければホラーかミステリーかわからない作品」を目指して創作をされているといい、まさに今作も人為的な怖さと怪異とが融合した作品になっています。

映画では主人公の設定も違い、また別の「のぞきめ」譚が見られるようで、今からワクワクしています。

監督は「トリハダ」シリーズの三木康一郎さん。
「トリハダ」は人間の怖さがじわりとにじむ、トラウマ必至のシリーズなのですが、これに怪異が絡むのか…と考えただけでゾクゾクします。

ジャパニーズホラー代表作の1つになる期待大です。

「のぞきめ」公開と上映期間は?

映画「のぞきめ」の全国公開日は4月2日(土)です。

近くのシネコンで確認したところ、上映期間は4月22日(金)までとなっています。

上映期間は劇場によって違います。
劇場で観たい!と思っている方は、お近くの劇場に確認のうえ、お早目にお出かけ下さい。

前売り券は、各劇場で前日まで取り扱っています。
劇場窓口で「ムビチケ」を購入されると、購入特典「のぞきめちゃんのバッグチャーム」がもらえます。

のぞきめムビチケ

出典:http://www.movieticket.jp

ぱっと見かわいい「のぞきめ」ちゃんなのですが、よく見ると目が怖っ(汗)

特典は数に限りがあり、劇場配布数がなくなり次第終了となります。
ゲットしたい方は、事前に劇場に確認してからのご購入をオススメします。

小説「のぞきめ」について

のぞきめ表紙

出典:Amazon.co.jp

物語は、全く別の時期に蒐集した、時代の異なる2つの話に、奇妙な一致を感じた「僕」の語りで始まります。

各話をどのように蒐集したかという序章に始まり、それぞれの話を第1部、第2部として紹介します。

最後に「僕」による考察が入るのですが、全て解き明かしたように見えて、もやっとした感触が残ります。

「ミステリーとホラーの融合」が、三津田信三さんの作風です。

今作は、ホラーだけど単なる怪異譚ではなく、そこに関わる人間による駆け引きや、意図して隠された謎を解き明かすミステリー要素が加わった内容になっています。

文庫で400ページ程なのですが、読み始めると一気に読んでしまいました。
読み応えのある作品です。

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ネタバレと感想

※三津田信三さんの小説「のぞきめ」のネタバレを含みます。未読の方はご注意下さい。

「のぞきめ」は序章、第1部、第2部、終章の4章から成っています。

序章
序章では語り手の「僕」の素性と、2つの怪談に出会った経緯が書かれます。

「僕」は知人の紹介で知り合ったライターの南雲から、民俗学者である四十澤想一の記録ノートの存在を知らされます。
そのノートには「のぞきめ」という怪異についての記述があり、南雲はそれを買わないかと持ちかけます。

南雲は良くない噂のある男で、四十澤のノートも本人に無断で持ちだしたものだと判ります。

いろいろあってノートの正統な所有者は「僕」になるのですが、南雲は様子がおかしくなってしまいます。
南雲がその後どうなったのかは終章にも書かれていません。

「僕」は「のぞきめ」と、以前別のところで聞いた怪談との奇妙な共通点に気付き、この2つを並べて発表することにした、と締めくくります。

ノート

出典:写真素材足成

第1部「覗き屋敷の怪」
「僕」の取材に協力した小学校教師・利倉成留(とくら・しげる)が学生時代に体験した、ある別荘地での怪異が語られます。
登場するのは、別荘の管理人夫婦と利倉成留を含む4人のアルバイト学生です。

別荘の管理人から、不自然なまでにきつく「入ってはいけない」と言われていた山道で、この世ならざるものに出会ったアルバイトの女子学生は、それに連れられて不思議な岩と清水の湧く峠へ行きます。

禁じられているにも関わらず、その女子学生は再びそこを訪れようとします。
利倉たち残りの3人の学生は彼女と一緒に行くことにし、管理人夫婦をごまかして禁じられた山道を進みます。

そこで怪しい廃村にたどり着いた4人は、目に見えない危険を感じどうにか別荘まで逃げ帰りますが、4人が4人とも奇怪な現象に見舞われます。

最初に峠へ行った女学生と、彼女をサポートしていた男子学生の2人は、他の2人よりも影響が強く、アルバイトの期間途中で辞めることにします。

しかし帰りの駅で男子学生が、そして帰宅してしばらくたって女子学生が、ともにおぞましい死に方をします。

残った2人の学生は命だけは助かりますが、そのうちの1人は奇妙な後遺症が出てしまいます。

森

出典:写真素材ぱくたそ

第2部「終い屋敷の凶」
物語は時代を数十年前に遡ります。
民俗学者の四十澤想一(あいざわ・そういち)は大学生の頃、同期の親友・鞘落惣一(さやおとし・そういち)の故郷にまつわる因縁話の一端を聞きます。

それからまもなく鞘落惣一が事故で死亡し、因縁話の続きを聞けないままだった四十澤は、お盆の帰省に合わせて鞘落惣一の故郷・侶磊(ともらい)村を訪ねることを思いつきます。

親友や恩師でさえ葬儀に参列させてもらえなかった鞘落家に対し、不審感を持っていた四十澤は、訪問の承諾を得ないまま村を訪れます。

村は葬儀の真っ最中であり、四十澤が村に入ってからも次々と不審な死人が出ます。
四十澤は鞘落家の秘密を知り、村から脱出します。

夾竹桃

出典:写真素材足成

終章
再び語り手の「僕」が登場します。
2つの話から、気付きや考察をまじえて「のぞきめ」の怪異について解説が書かれ、最後に現実と仮想を微妙にリンクさせるような終わり方をします。

※もうちょっと詳しいネタバレあらすじはこちら。

感想
閉鎖的な村の中で起こった悲劇と、それに続く因縁の物語なのですが、「僕」や四十澤には、どの部分が怪異で、どの部分が人間の所為なのかを解き明かそうとする姿勢があります。

恐ろしい怪異でありながら「のぞきめ」が哀れにさえ感じられるのは、周囲の人間たちの無情と狂気の描写があるからだと思います。

「本当に怖いのは生きている人間」

よく言われる言葉ですが、個人的にはこの物語まさにこれに尽きます。
この作品を三木康一郎さんの手で映像化…怖くないはずがない!(汗)

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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