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ポーの一族の結末は?原作ネタバレあらすじの感想と考察。ドラマは続編?

      2016/09/09

香取慎吾さん主演実写ドラマの原案になった萩尾望都さんの漫画作品「ポーの一族」。
昔ハマって読んだ、アニメを観た、という人も多いことと思いますが、作品名さえ知らないという方もいるかもしれません。
漫画「ポーの一族」のあらすじを結末までご紹介します。
※2016年6月現在、アニメ化はされていませんでした。よしのさん、ご指摘ありがとうございます。

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※漫画ポーの一族の試し読みはこちら

主なキャラクター

ポーの一族

出典:Amazon.co.jp

エドガー
主人公。シリーズほぼ全編に登場。
義母の策略で乳母に捨てられたところを、老ハンナに保護された。
14歳でポーの一族に加えられ、時間を止めた。

メリーベル
エドガーの妹。
エドガーとともに老ハンナに保護されたが、一度はポーの村から出たが、後にエドガーによって13歳で不老不死となる。

アラン
父を早く亡くしわがままに育った貿易商会の子息。
エドガーによって不老不死となる。

老ハンナ
キング・ポーのパートナーで、実質的なポーの村の長。
エドガーとメリーベルを保護し育てる。

大老・ポー
300年以上生きているポーの一族の長。
最も濃い血をもっている。
実質的な長の役目をハンナに任せ、長い眠りについていた。
エドガーを不老不死にした。

シーラ
エドガーとメリーベルの養母。フランクの妻。
フランクに見初められ、20歳で一族に加えられた。

フランク
エドガーとメリーベルの養父。シーラの夫。
静かに生きていくためにエドガーの不注意を厳しく叱る。

あらすじ

何百年も昔から老いず死なない一族がいました。
ポーの一族は人間の生気を吸い、選び抜いた人間を仲間に加えながら細々と生きていました。

人間から”バンパネラ”と呼ばれるポーの一族は、生命のエナジーを糧として生きています。

エナジーをもらう人間と共存するため、一族は村いっぱいにバラを栽培し、普段はバラのエナジーを摂取しています。

新たな仲間が加わった時やバラのエナジーでは足りなくなると、近隣の人間から、殺さない程度にエナジーを吸っていました。

しかし分別のない仲間が人間を殺す事件が起こります。
バンパネラの伝説を知る人間は、バンパネラの殺し方を知っています。

細々と仲間を増やし、またその仲間を塵にされながら、あちこちを転々とする旅ぐらしを続けるエドガーたちの物語です。

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ネタバレ

老ハンナの治めるポーの村は、人間の集落と一定の距離をおいて存在していました。
ある日ハンナは村の近くの森で、幼い2人の子供を見つけます。
4歳のエドガーと生まれて間もないメリーベルでした。

老ハンナは、使用人によって家から遠く離れたところに捨てられた2人を可愛がり、いずれはポーの一族に加えるつもりでした。

ポーの一族がバンパネラであることを知ったエドガーは逃げようとしますが、メリーベルを盾に脅迫され、成人したら一族に加わることを約束させられます。
メリーベルはエドガーの約束と引き換えに村から出されます。

バラ

出典:写真AC

エドガーは自分がバンパネラになる年が近づくにつれ、一族に加わることに反発を覚えます。
近隣の村に住む人間の男が、妻をバンパネラに殺されたと信じていることを利用し、一族を殺させるよう謀ります。

老ハンナは人間の男に殺され塵と消え、その様子を見ていた子供の話で人間の村は騒然となります。
ポーの村に留まることはできないと悟った一族の生き残りは村を捨てて移動することに。

エドガーは、老ハンナの遺志を汲んだ大老・ポーによって14歳で時を止められてしまいます。

霧

出典:写真AC

成長したメリーベルを見守っていたエドガーでしたが、メリーベルが恋をした男・ユーシスが自殺。
エドガーは、悲しみと混乱の中にあったメリーベルに別れを告げようとしますが、メリーベルはエドガーと共に時を止めることを選びます。

家族として過ごすようになるエドガーとメリーベル、フランク、シーラの4人は、転々と住居を変えながら生きていました。

ある町でシーラとフランクは、クリフォードという医者を仲間に加えようと機会を伺っていました。
一方、エドガーもまた自分と同世代の少年・アランを仲間に加えたいと思っていました。

十字架

出典:写真AC

しかしシーラはクリフォードに正体を見破られ、酷い怪我を負います。
シーラとメリーベルがバンパネラであると知ったクリフォードは銀の弾丸でメリーベルも塵にしてしまいます。

フランクは急いでその地を離れようとしましたが、傷を回復できないまま移動しようとしたためシーラが死に、塵になります。
その様子を見られたフランクも馬車の事故で死んでしまいます。

エドガーはメリーベルを撃った銃でクリフォードを殺しますが、シーラとフランクの死を見て1人になったことを知り、アランを仲間にして再び旅に出ます。

長い時間を共に生きたエドガーとアランでしたが、エドガーの子孫・エディスに出会い、アランは彼女を火事から守ろうとして塵と消えます。
エドガーは同じ炎の中にいましたが、彼が塵になってしまったのか、1人でさまよい続けているのかは明確に描かれません。

バンパネラの特徴

一般的な吸血鬼と少し違っているようだったので、原作中のバンパネラ=ポーの一族の特徴を書き出してみます。

  • 不老不死。ポーの掟では成人したものしか仲間にしない。
  • 十字架や日光は慣れればある程度耐えられる。
  • 傷を負っても驚異的な速さで回復するが、あまり深い傷を負うと死んでしまう。
  • 銀の弾丸、杭で殺されると塵になって復活できなくなる。
  • 噛み付いて血を吸うこともある。
  • 指先で触れるだけでも生命エナジーを吸うことができる。
  • 普段はバラのエッセンスで生命エナジーを補っている。
  • ポーの一族のエナジーを与えられた人間は仲間になる。

ドラマでは漫画の設定を原案として使うということで、登場人物や出来事などは特に関連はないようですね。

永遠の時間を生き、限りある生命の人間と触れ合っても、いつか忘れられていく存在のバンパネラ。
不老不死は大昔からの人間の憧れですが、果たしてそれは幸せなのだろうかと考えさせられる作品だと思います。
愛する人の人生を見ていることはできるけれど、共に生きることはできない。
アランがむやみに仲間を増やそうとせず、関わった人たちの本当の幸せを考えている様子が切ないです。

ドラマとの関係は?

「原案」と言われているように、バンパネラの特徴のみが採用されているようです。
「ポーの一族」に登場している主要キャラクターについては、公式サイトでも名前が出てこないので、関連はなさそうです。

もともとヨーロッパを舞台にした物語でしたが、今回のドラマは日本を舞台にしていますし、名前も引用しにくかったかもしれないですね。

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最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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